フランス人

フランスのティッシュ事情

日常生活に欠かせないティッシュですが、フランスと日本では形や使い方に少々違いがあります。

今回はそんなフランスのティッシュ事情について覗いてみましょう。

ティッシュある?

今日の花子さんはマリーさんの家でお茶タイム。ちょっと風邪気味の花子さんはティッシュを忘れてしまったようですよ。

会話

Hanako : Est-ce que tu as des mouchoirs ? J’ai oublié d’en mettre dans mon sac. 

ティッシュある?カバンに入れるの忘れちゃったのよ。

Marie : Oui… je crois que j’ai encore un paquet par ici…

ええ…この辺りにまだ1袋あったと思うのだけど…

Ah, il est là. Tiens.

あぁ、ここにあった。どうぞ。

Hanako : Merci beaucoup.

どうもありがとう。

Marie : Tu peux le garder, si tu veux.

良かったら、持っててよ。

Hanako : Ça ne t’embête pas ?  Ce n’est pas ton dernier paquet ?

良いの?最後の1袋じゃないの?

Marie : Si, mais je vais faire des courses dans quelques jours.

そうね。でも数日後に買い物に行くから。

Hanako : Dans quelques jours !? Comment tu fais pour te moucher, si tu n’as plus de mouchoir ?

数日後 !?ティッシュがなかったら、どうやって鼻をかむの?

Marie : Bah, s’il n’y a pas de mouchoir, j’utiliserai un Sopalin.

えっと、ティッシュがなければ、ソーパランを使うわ。

ポイント

Tu peux le garder

garder」は「(人や動物の)番をする・守る」などの意味ですが、本文中の「Tu peux le garder」は当然「le それ(ティッシュ)」の番をするのでも、守るのでもありません。

この場合の「garder」は「返さない」の意味ですので「あなたはそれを返さなくて良い」となるのですね。

同じような文でも「tu peux garder mon enfant ?」になると「私の子供を預かって(番をして)くれない?」となります。

対象が何かでガラッと意味が変わるので、意味の取り間違いに気を付けてくださいね。

Sopalin

Sopalin」とはペーパータオルの商品名ですが、有名なブランドなので一般名詞のように使われることも多くあります。

絆創膏をバンドエイド、ティッシュをクリネックスと呼ぶのと同じことですね。

「ペーパータオル」を表す正しいフランス語は「essuie-tout」。

essuie(essuyer) 拭く」「tout 全て」の名のとおり、キッチン以外でもフランス人は家中をきれいにするのに大活用しています。

フランスのティッシュ

箱ティッシュ

フランス語で箱ティッシュは「mouchoir en boîte」と呼びます。ところが箱タイプのティッシュをフランス人家庭で見かけることはほとんどありません。

家にティッシュ箱があると、インテリアのおしゃれ度は下がってしまうので、そのためでしょうか。

箱ティッシュを常備せず、家でもポケットティッシュを使うというフランス人は多いようです。

ポケットティッシュ

ポケットティッシュは「mouchoir en étui」と呼びます。「étui」とは「容器・ケース」のことです。

poche ポケット」を使った「mouchoir de poche」という表現がありますが、こちらは「ハンカチ/ポケットチーフ」の意味になるので注意してくださいね。

フランスのポケットティッシュは日本のものより厚手で、まるで紙ナフキンのようです。

慣れるまでは分厚くて違和感を感じるのですが、慣れてしまえば日本の薄いティッシュより使いやすいものですよ。

パッケージもシンプルながらお洒落なものが多いので、お土産としても喜ばれるかもしれません。

【ポケットティッシュの注意点】

分厚いポケットティッシュの注意点はトイレに流せないこと。

ですがフランスのトイレにはトイレットペーパーがほぼ100%常備されています。自分のポケットティッシュが活躍する場面はなさそうですが、念のため覚えておいてくださいね。

フランス人の鼻紙

フランス人が鼻をかむとき、一番良く使うものはもちろんティッシュ。そしてティッシュが手元にない場合に登場するのが「essuie-tout」です。

essuie-tout」が家にあるから、わざわざティッシュを買わなくても良いや、と思うフランス人もいるようです。

ティッシュと違い固くゴワッとした「essuie-tout」で鼻をかむと痛くならないのかと心配になりますが意外と大丈夫そう。フランス人は肌が丈夫なんでしょうか…?

とはいえ花粉症などで頻繁にティッシュが必要な人には、柔らかで肌に優しいティッシュも販売されています。

フランス人の真似をして「essuie-tout」を使って鼻が真っ赤、なんてことにならないようにしたいですね。

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