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仕事の進み具合を尋ねる

Bonjour, tout le monde. Comment allez-vous ?こんにちは、皆さん。いかがお過ごしですか?

仕事でも勉強でも、大きな作業全体のなかでどこまで進んだのか、今どの辺をやっているのか、進捗状況を尋ねるという場合がありますね。

今回はそういったシチュエーションを見てみましょう。フレンドリーな会社内の同僚どうしの会話という設定で、tutoyer(tuを使って呼び合う)になっています。

会話

shutterstock_217421512フランス語

Phillipe: Salut, Jean, t’es occupé?? Qu’est-ce que tu fais?

Jean:Je suis en train de faire un dossier pour la présentation de mercredi.

Phillipe:Oh, où en es-tu? Ce sera fait dans la journée ?

Jean:C’est facile à dire. En tout cas, je vais faire tous mes efforts. Qu’est-ce que tu as?

Phillipe:Monsieur Martin de X va nous rendre visite à 4 heurs. J’aimerai que tu sois là.

Jean:D’ac.

和訳 

フィリップ:やあ、ジャン、忙しい?何やってるの?

ジャン:水曜日のプレゼン用の資料を作っているところだよ。

フィリップ:お、どのくらい進んでる?今日中に終わりそうかい?

ジャン:言うは易しだけどねえ。まあがんばるよ。何か用?

フィリップ:X社のマルタンさんが4時に来社されるんだ。同席してもらえるとうれしいんだけど。

ジャン:OK。

shutterstock_248757325Vocabulaire

(“<”記号以下は、もとの形(辞書に載っている形)を表しています。また、名詞の後の(m)、(f)は、それぞれ男性名詞・女性名詞を示しています)

  • salut(挨拶)やあ、じゃあね
  • dossier (m)  書類         
  • présentation (f) プレゼンテーション 
  • mercredi (m) 水曜日            
  • journée (f) 一日、日中         
  • facile 易しい
  • en tous cas いずれにせよ      
  • effort (m) 努力
  • rendre visite 訪問する    

shutterstock_300710753今週のポイント

Salut

「やあ」

tutoyerの相手に使う、くだけた挨拶の言葉です。会ったときにも、別れるときに「じゃあね!」というときにも使える便利な表現です。

t’es occupé

「忙しい?」

t’esは口語的な表現で、tu es を縮めたものです。

Je suis en train de faire un dossier

「書類を作っているところです」

être en train de~は「~しているところだ」の意味です。英語の現在進行形に近い表現です。

  • Je suis en train de lire un livre. 「私は本を読んでいる最中だ」
  • Il est en train de conduire la voiture. 「彼は車の運転をしているところだ」

où en es-tu?

「いまどこをやっているの?」

oùは「どこ」ですから、直訳すると、「君はその仕事のどこにいるの?」となります。

en は前置詞、副詞、代名詞など用法の多い単語ですが、ここではde +名詞(ここではtravail)のかわりに置いた代名詞と考えればよいでしょう。一種の決まり文句です。

Ce sera fait dans la journée ?

「今日中に終わりますか?」

seraはêtreの単純未来・三人称単数の形です。ここのfaitはfaire「する」の過去分詞で、être +過去分詞は受動態ですから、ce sera faitで「それはされるだろう」となります。

また、dans ~は「~の中に(で)、~の期間で」の意味ですから、dans la journéeは「今日中に」の意味になります。

  • Je dois chercher une maison dans la semaine prochaine. 「来週中に家を探さなくては」

C’est facile à dire.

「言うのは簡単だよ」

facile 「簡単だ」/ difficile「難しい」というとき、「~するのは」を表現するには、前置詞àを使います。

  • C’est difficile à prononcer ce mot. 「この単語を発音するのは難しい」

J’aimerais que tu sois là.

「君にそこにいてほしいのだが」

aimeraisというのは、aimer「好む、~したい」の条件法という形です。

この形は、非現実的な、仮定された事柄を表すのに使われる形なのですが、転じて婉曲にお願いするときにもよく使われます。

  •  Pourriez-vous passer le sel s’il vous plaît ?  「塩を取って下さいませんか」(pourriezはpouvoir「出来る」の条件法現在・2人称複数)

さて、J’aimerai 「してほしい」の後ろに、節が来る場合、節はqueで導き、その後に「主語+接続法」という形を続けます。

接続法とは、意思や感情、願望などを表す動詞・形容詞に続く節のなかで使われる動詞の形ですが、ここではそういうものがあるのだなあということと、soisはêtreの接続法現在・2人称単数の形であることを理解していただければ十分です。

D’ac.

「了解」

D’accord.「了解」「分かった」を省略した形です。くだけた、口語的な表現です。

shuttersto今週のお役立ち!◎ 条件法現在

本文の解説の中に、条件法現在の婉曲表現の用法が出てきましたが、条件法の使い方について、もう少し詳しく見てみましょう。

なお、条件法の形は、直説法単純未来の語幹+-rais, -rais, -rait, -rions, -riez,-raientとなります。

1) 条件文の主節で、非現実的な仮定を表す。英語の仮定法に当たります。Si節の動詞は直説法半過去という形です。

  • J’irais en France si j’etait plus riche.「もっと金持ちだったら、フランスに行くのに」

2) 推測

  • Il est absent: Il serait malade. 「彼はお休みです。病気なんでしょう」

3) 婉曲

  • J’aimerais avoir un enfant. 「子供がほしいな」

「直説法」「条件法」など、フランス語では「法」という、なんとなく厳しい文法用語が使われますが、これは原語に戻せば何のことはない、modeです。

形態、様式、ということです。「勉強モードに入る」のモードと思っていただければ分かりやすいかもしれませんね。

では今週も、お疲れさまでした。

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