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プレゼントの相談をする

日本人の人付き合いに贈り物は欠かせません。数人でお金を出し合ってちょっとした記念やお礼の気持ちを表すこともよくありますね。

ここでは、フランスを旅行中の日本人が、現地で親切にしてもらった人へのプレゼントの相談をする、そういったシチュエーションを見てみましょう。

会話

やよい :Qu’est-ce que tu penses de faire un petit cadeau à Jean? (ジャンにちょっとしたプレゼントをしない?)

ひろ子:Très bien. Quoi offrir? (うん、いいわね。何をあげる?)

やよい:As-tu quelque chose de japonais, Hiroko? (ひろ子さん、何か日本のもの持ってる?)

ひろ子:J’aides biscuits de riz, mais c’est un peu cassé. Et toi ? (おせんべいならあるけど、ちょっと壊れてるわよ。やよいさんは?)

やよい:Moin on plus. Je n’ai rien de convenable. (私も。適当なものは持ってないなあ。)

ひろ子:Alors, nous allons acheter une bouteille de vin ? (じゃあワインを1本買いましょうか。)

やよい:C’est une bonne idée. On y va! (それいい考えね。行きましょう!)

Vocabulaire

“<”記号以下は、もとの形(辞書に載っている形)を表しています。また、名詞の後の(m)、(f)は、それぞれ男性名詞・女性名詞を示しています

penses<panser 考える、思う

très とても

quoi 何(queの強勢形

offrir 贈る

quelque chose 何か

biscuit de riz せんべい

cassé<casser 割る、壊す

convenable ~にふさわしい、適切な

idée(f) 考え

 

今週のポイント

Qu’est-ce que tu penses de~?:~についてどう思う?

人に意見を聞く表現です。deの後は名詞が入ることもあります。

ex. Qu’est-ce que tu penses de lui ? (彼のことどう思う?)

Quoi offrir? :何を贈る?

quoiはque の強勢形で、「何」の意味です。後ろに直接動詞の原形が来て、「何を~するか?」という意味になります。

ex. Quoi faire avec ces chatons? (この子猫たちをどうしようか?)

quelque chose de japonais:何か日本のもの

quelque chose は英語のsomething にあたり、「具体的にははっきりしないけれども何か」の意味です。chose は通常女性名詞ですが、quelque choseとして使う場合には、de +男性形形容詞の形で修飾します。

ex. Le jour du mariage, je dois porter quelque chose de neuf, de vieux, de emprunté et de bleu. 「結婚式の日には何か新しいもの、古いもの、借りたもの、青いものを身につけなくては」←この風習自体はイギリスのものですが、フランスでもよく知られているようです。

ex. J’ai cherché quelque chose à manger. (私は何か食べるものを探した)

biscuits de riz :せんべい

biscuitはビスケット、rizは米で、「米のビスケット=せんべい」となります。

Moi non plus. :私も~ない

肯定文で「私も~だ」と言うときにはMoi aussi. という言い方をしますが、ここで出てきたように否定文の場合には、Moi non plus.という表現になります。

Je n’ai rien de convenable.:適当なものを何も持っていない

rienは英語のnothingに当たります。否定文を作るには、動詞(または助動詞)をneとpasではさむのが基本の形(但しneは口語ではしばしば省略されます)ですが、このようにrienを使う場合には、ne ~rienで「何も~ない」の意味になります。また、形容詞を従えて「~なものは何もない」と言う場合には、de+形容詞を後ろに付けます。

ex. Quoi de neuf? (何かニュースは?)

Rien de special. (特に何も)

C’est une bonne idée :「いい考えだ」

英語のIt’s a good idea.ですね。相手の意見に賛同するときに使います。

On y va !:「行こう」

英語のLet’s go !に当たります。aller「行く」を使ってAllons y !とすると、「さあ、始めよう」というニュアンスになります。

 

今週のお役立ち!不定冠詞des

J’ai des biscuit de riz.という部分で出てきたdesに注目してみましょう。

これは、フランス語の不定冠詞です。不定冠詞とは、英語ではa (an)に当たり、不特定の名詞に付く冠詞で、英語では複数になると表示されませんが、フランス語ではこれをきっちりと表示します。すなわち、

男性名詞(単数)に付く不定冠詞=un

女性名詞(単数)に付く不定冠詞=une

複数名詞(これは名詞の性を問わない)に付く不定冠詞=des

という使い分けになります。

英語では複数を表す語尾のs を発音しますが、フランス語では発音されませんので、話し言葉ではその名詞が単数なのか複数なのか分からなくなってしまうため、このdesが大事になってくるわけです。

単語を覚えるときも、le(定冠詞)でもun(不定冠詞)でもよいですから、冠詞を付けて覚えると、単語の性がうろ覚えにならずに済みます。

フランスの贈り物の習慣は日本とかなり違っていて、例えば誕生日には、祝われる本人が学校や職場にプレゼント(チョコレートやお菓子など)を持っていって、周りの人に配ったり、食事をご馳走したりするそうです。ちょっとしたプレゼントにはチョコレート、ワイン、花束などが一般的ですが、日本人が贈るなら、和柄の小物なども喜ばれるようですよ。

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