文化・習慣

フランス式の乾杯のお作法

お酒を楽しむ場で欠かせないのが乾杯です。もちろんフランス人も乾杯は行いますが、いったいどんなセリフを口にするのでしょうか?

ビールで乾杯!

今日のマリーさんと花子さんはアペリティフタイムを楽しむ為にカフェに来ています。

会話

Marie : Tines, il y a Happy hour !

あら、ハッピーアワーをやってるわ。

Ça tombe bien, j’ai très soif !

ついてるわ、とっても喉が渇いているのよ!

Hanako : Le prix d’une pinte est même qu’un demi. On prend ça ?

パントの値段が、ドゥミと同じね。それにする?

Marie : Oui, bien sûr !

ええ、もちろん!

(des bières sont servies)

 (ビールが提供される)

Marie : A quoi on va trinquer ?  

何に乾杯する?

Hanako : Bah, à tes yeux ?

そうねぇ、あなたの瞳に乾杯?

Marie : Ha ha , sinon, à notre amitié ?

ハハッ、それじゃあ、私たちの友情に乾杯?

Hanako : Tchin !

乾杯!

Marie :Tchin-tchin ! 

乾杯!

フランス式の乾杯

乾杯の言葉

フランスで乾杯の時に使う表現は様々ですが、代表的なものはこちら。

À votre santé

「あなたの健康のために(乾杯)」という意味です。親しい間柄なら「votre あなたの」を「ta 君の」に変えて「À ta santé」と言いましょう。

Santé !

À ta santé」の砕けた表現です。1対1の乾杯で使ってもいいですし、大勢でかんぱ~い!とするときにも使えますよ。

Tchin-tchin ! 

これは乾杯の時にグラスが触れる音を表現したものです。

良く使われる表現ではあるのですが、日本人的にちょっと口にしにくい…と思われる人も居るのではないでしょうか?そんな人は「Tchin チン」と一度だけでもOKです。

「À ~」の表現

À ~」は「~のために(乾杯)」という意味なので、どんな場面の乾杯にも対応できます。

文中で花子さんは映画の名シーンを真似て「à tes yeux 君の瞳に乾杯」、マリーさんは「à notre amitié  私たちの友情に乾杯」と言っていますね。

乾杯をする

porter un toast

toast」が「乾杯」、これは英語由来の言葉です。「porter un toast」で「乾杯をする」という意味になります。

toast」は「乾杯」の意味ではありますが、実際にグラスを触れ合うときには使われません。

trinquer

こちらは「グラスを触れ合う・乾杯する」という意味です。

乾杯の作法

フランスで乾杯をする時に大切なのが、必ず相手の目を見て行うことです。グラスばかりをじっと見つめるのではなく、相手を見つめながら乾杯をしましょう。

では大勢で乾杯するときはどうするのかというと、大勢の人がいても、それぞれ1人ずつと順に目を合わせて乾杯を行います。もちろんその都度、乾杯の言葉を繰り返すのも大切です。

もちろん大人数のパーティーなどはこの限りではありませんが、10人程度のホームパーティーなら、全員と乾杯を交わすと思って間違いありません。

テーブルについてから乾杯する場合、10人分のグラスが乾杯のために交差する光景か繰り広げられるのです!

ビールのサイズ

フランス人はワインを飲んでいるイメージが強いですが、実はビールも人気です。近年では何種類もの生ビールを取り揃えているカフェやパブを良く見かけるようになりました。

日本の生ビールに大中小とサイズがあるように、フランスでも生ビールを注文するにはサイズの指定をする必要があります。

25cl (250ml)」「50cl (500ml)」と具体的な量を指定することもできますが、ウェイターさんに違う聞き方をされることもあり、名称を知らないと「??」と困ってしまうかもしれませんよ。

un demi

un demi」は「250ml」のビールのことで、一般的に見かける中では一番小さいサイズです。

demi」は「半分」の意味なので、1リットルの半分の500mlではないのかと勘違いしてしまいそうですね。

500mlではないのになぜ「demi 半分」なのかというと、昔の単位である「chopine」が 476mlだったから。約500mlです。その「demi」なので「250ml」になるということです。

une pinte

une pinte」は「約500cc」のこと。フランスの生ビールのサイズだと「un demi」の次のサイズになります。

英語の「pinte」と同じですが、フランスでは「パイント」ではなく「パント」と発音します。

昔のフランス語にも「pinte」という単位があり、こちらは0.93リットルのことでした。

同じ単語ですが、現在のフランスのカフェなどで「une pinte」と言えば英語の「pinte」を指します。

心配しなくても、1リットル弱のビールがど~んと登場なんてことにはならないので安心して注文してくださいね。

今回のフランス語での表現は、覚えられましたか?(フランス語を150%活用するために)

口に出して何度も読んでみるとしっかり覚えられますよ。

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