「おはよう・こんにちは」Bonjourのコツ

  1. フランス語講座

日常会話に欠かせないフランス語といえば「Bonjour」。今回は、フランス語でのコミュニケーションに必須である「Bonjour」はどんな場面で使われているのかを覗いてみましょう。

BonjourとBonsoir

Bonjour」は皆さんご存知の通り「おはよう」や「こんにちは」を意味する言葉です。フランス語を勉強していない人でも知っているくらい有名な単語ですよね。

朝起きてから夕方までの挨拶は「Bonjour」、夕方から夜の間の挨拶は「Bonsoir こんばんは」を使います。

どちらの挨拶も日本語と同じように、知り合いに会った時の挨拶として使われますが、フランス人はそれ以外の場面でも「Bonjour」や「Bonsoir」をよく使うんですよ。

買い物編

知り合いへの挨拶以外で「Bonjour」をよく使うシチュエーションといえば買い物のときでしょう。日本だと無言で買い物を済ますことが多いですが、フランスだと店員さんだけでなくお客さんも「Bonjour」を言う機会が何度もあります。

お店に入るとき

基本的にお店に入るときには「Bonjour」の一声は必須!たとえ店員さんがこちらを見ていなくても「Bonjour」と言いながらお店に入るようにしましょう。

慣れないうちは、お店に自分の声が響いて恥ずかしく感じるかもしれませんが、フランスでは「Bonjour」を言うのが当たり前。郷に入っては郷に従えの精神で、はっきりと「Bonjour」を言うようにしましょう。

ドアマンがいるようなお店では、彼らにも「Bonjour」の一言を忘れないようにしましょう。

【大型店の場合】

大型スーパーや書店などでは入店時に「Bonjour」を言うことはありませんが、そういった大型店は入り口にセキュリティの人が立っていることがほとんどです。目が合ったら無視せず「Bonjour」を言うと相手も自分も良い気分になれますよ。

また、入り口で危険物を持ち込まないよう荷物チェックをされることもありますが、そんな時も無言でカバンの中を見せるのでなく「Bonjour」と言うようにしましょう。

フランスの食料品店にいる女性と男性。

質問をするとき

大型店で店員さんに何かを訪ねたいこともありますよね。そんなときにも「Bonjour」と声を掛けます。

もちろん「Excusez-moi すみません」と声を掛けることもできますが、そんな場合でも質問をする前に「Bonjour」と言うと◎です。

お会計のとき

接客してくれた人とレジの人が違う場合は、お会計のときにも「Bonjour」」を言いましょう。日本での買い物時のように、無言でカウンターに商品を差し出すのはNGですので要注意です。

乗り物編

バス

バスの乗り口が車両の前にある場合、運転手さんに「Bonjour」と言いながら乗り込みましょう。

バスの中で乗車券を購入する場合も「Bonjour」から始めて、その後に「Un ticket, s’il vous plaît チケット一枚お願いします」と続けるのが正解です。

タクシー

バスと同じように、運転手さんにはまず「Bonjour」。それから行き先を告げましょう。

フランスの待合室に座っている人々のグループ。

待合室編

病院などの待合室に入るときにも「Bonjour」と声を掛けます。静かな場所に自分の声が響くので、最初はちょっと勇気がいるかもしれませんね。そして後から来た人が「Bonjour」と言いながら入ってきたら、同じように「Bonjour」を返しましょう。

まとめ

Bonjour」の使い方自体は難しいものではなく「コンタクトの最初に Bonjour を言う」「Bonjour には Bonjour と返す」というだけのことです。簡単そうに感じますよね。

ところが日本だと「すみません」と声を掛ける場面や、無言で済ましてしまう場面で「Bonjour」を言うのは、慣れないうちは照れもあり意外と難しいものです。

フランス語が上手でなくても、まずはしっかりフランス式「Bonjour」の使い方をマスターしてみてください。挨拶がきっかけで会話が始まることもあり、きっと日常会話上達の足掛かりにもなることでしょう。

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