フランス人のクライエントとの打ち合わせ

  1. フランス語会話・勉強

フランスはフリーランスで働いている人が多く、その中でもデザイナーやアーティストが多いです。

カフェでクライエントと打ち合わせをしている光景はしばしば見られます。このレッスンではそういったシチュエーションを見てみましょう。

フランス人のクライエントとの打ち合わせ

会話ラップトップを持ちテーブルの周りに座るフランスからの人々のグループ。

シンディーはカフェでクライエントのユゴーと打ち合わせをしています。

(Au café カフェで)

Hugo : On a bien examiné votre création du logo de notre société. On l’a bien aimé.

あなたがデザインした 会社のロゴを十分に検討しました。大変気に入りました。

Cindy : Merci beaucoup.

ありがとうございます。

Hugo : Par contre, il y a quelques points qu’on aimerait bien corriger. C’est possible de changer la couleur de typo?

けれども、いくつか修正してもらいたい点があります。フォントの色を変えることはできますか?

Cindy : Oui, ça va être rapide. Vous voulez mettre quelle couleur?

はい、すぐにできます。どんな色がいいですか?

Hugo : Je pense que le rouge foncé est mieux que le rose.

ピンクより濃い赤色の方がいいと思います。

Cindy : D’accord. Quoi d’autres?

わかりました。他には?

Hugo : C’est possible de faire le typo un peu plus grand? Il est déjà assez grand, mais je veux qu’il soit encore plus grand.

フォントをもう少し大きくできますか?今でも十分に大きいんですが、もっと大きくして欲しいんです。

Cindy : D’accord. C’est faisable.

わかりました。できますよ。

Hugo : Quand vous pourrez terminer la correction?

修正はいつ終わりますか?

Cindy : La correction me paraît facile. Je pense que je pourrai la terminer demain.

簡単だと思いますから、明日には終わると思います。

Hugo : Très bien. On pourra se voir après-demain?

いいでしょう。明後日は会えますか?

Cindy : Oui, pas de problème.

はい、問題ありません。

Hugo : Merci beaucoup!

ありがとうございます!

今週のポイント

フランスでテーブルに座って話し合う 2 人の女性。Par contre : その代わりに、けれども

contre“は本来「〜に対して」という意味を含んでいますが、”par“を伴い”par contre“で「その代わりに」「けれども」という意味で使います。

Juliette : Morgane, ça se passe bien avec ton nouveau copain?

モルガヌ、新しい恋人とはうまくいってる?

Morgane : Oui, il est intelligent et gentil, par contre un peu égoïste…

ええ、彼は頭もいいし、優しいわ。でも、ちょっとエゴイストね…。

Juliette : Ah, il y a beaucoup d’hommes comme ça…

そう、男の人は大抵そうよ…。

フランスの白いベッドの上に黒い目覚まし時計が置かれています。Ça va être rapide : 速く終わるでしょう

rapide“は「速い」という意味で、未来の時制を表す”ça va être rapide“で「速く終わるでしょう」に近いニュアンスで使います。

(Au téléphone 電話で)

Dylan : Salut Manon! Tu fais quoi?

やあマノン!何してるんだい?

Manon : Je fais le ménage.

掃除をしてるの。

Dylan : Ah, je voulais boire un coup avec toi, mais à la prochaine fois.

そう、一杯飲みたかったんだけど、また今度ね。

Manon : Non, ça va être rapide. Je te rappelle dans une demi heure.

いいえ、すぐ終わるわ。30分後に電話するわ。

Dylan : Ok! Cool!

いいね、良かった!

フランスのソファに座る女性。Quoi d’autres? : 他に何がありますか?

quoi“「何」と”d’autres“「他の」で、とりわけ動詞を伴わずとも”quoi d’autres?“で「他に何がありますか?」という意味で日常会話でよく使います。

Jordan : Tu as tout mis dans ton sac ce qu’il faut pour ton voyage?

旅行に必要なもの全部バッグに入れた?

Noémie : Oui, j’ai mis un guide, mes vêtements, mon portefeuille, quoi d’autres?

ええ、ガイド、服、財布、他に何があるかしら?

Jordan : Ben, ton passeport!

パスポートだよ!

Noémie : Ah, oui! J’avais oublié ça!

あら、そうね!忘れてたわ!

フランスでソファに座って話し合う二人の男性。Encore plus : よりいっそう

plus” は比較の文を作るのに使われますが、”encore plus“で「よりいっそう」となり、比較形を強調する役目を持ちます。

Antoine : C’était bien, le séjour à Okinawa?

沖縄旅行、良かった?

Marion : Oui, malgré le printemps, il faisait très chaud!

ええ、春なのに、すごく暑かったわ!

Antoine : Oui, mais en été il fait encore plus chaud!

ああ、でも夏はもっと暑いよ!

フランスで不可能という言葉に親指を立てる人々のグループ。Faisable : なし得る、実行可能な

faisable“は動詞”faire“「する」から派生した形容詞で「なし得る」「実行可能な」という意味で使います。

Pauline : J’aimerais bien créer une robe, mais je n’ai pas de machine à coudre.

ワンピースを作りたいんだけど、ミシンがないの。

Laetitia : Je pense que c’est faisable sans machine à coudre.

ミシンがなくてもできると思うわ。

Pauline : Ah oui? Je vais essayer!

あら、そう?やってみるわ!

フランスの部屋の絵の前で床に座る若い女性。Paraître : 〜のように見える、思われる

paraître“は、”paraître + adjectif + à quelqu’un“で「〜にとって(形容詞)のように見える」となります。

Baptiste : Olivier m’a proposé de me vendre son ordinateur.

オリヴィエがパソコンを売ってくれるって。

Fanny : C’est combien?

いくらで?

Baptiste : 700 euros.

700ユーロで。

Fanny : Ça me paraît cher. Tu peux l’acheter à ce prix en neuf.

高いと思うわ。その値段で新品が買えるわよ。

Baptiste : Ah oui? Je vais réfléchir…

そうかい?考えてみるよ…。

フランスにはこのレッスンで出てきたクライエントのように、フレンドリーな人も多いです。

また、フリーランスで活動している人にとっては社交的であることはクライエントを見つけるのに大変重要な要素です。

フランスでフリーランスで活動することを目指している人は、どんどん色々な人と話していきましょう。

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