フランスのトイレ事情

  1. フランス旅行・観光

フランスで困ることの1つに外出時のトイレ事情があります。きれいで無料なトイレが至るところにある日本と比べると、まさしくカルチャーショック!

今回はそんなフランスのトイレ事情を覗いてみましょう。

レシートを見せて!

今日の花子さんとマリーさんはファーストフードのチェーン店で休憩中。すると知らない女性に話しかけられたようです。

会話

La femme : Excusez-moi de vous déranger. Veuillez me montrer votre ticket de caisse ?

女性:お邪魔してすみません、あなた方のレシートを見せていただけませんか?

Marie : Oui, bien sûr.

ええ、もちろん。

La femme : Merci beaucoup, c’est gentil.

ご親切にありがとうございます。

(Elle quitte la table 彼女はテーブルを離れる)

Hanako :  Pourquoi elle a voulu regarder notre ticket ?

どうしてあの人は私たちのレシートを見たかったの?

Marie : C’est pour aller aux toilettes.

お手洗いに行くためよ。

Tu sais, il faut entrer le code figuré sur le ticket pour y accéder.  

ほら、お手洗いに行くには、チケットに載っている番号を入力しなきゃいけないでしょ。

Hanako : Ah oui ? Je n’ai jamais vu ce type de toilettes.

あら、そうなの?そんなお手洗い、見たことないわ。

Marie : Les toilettes de fast-food sont souvent avec ce système.

ファーストフードのお手洗いは、だいたいこのシステムよ。

Hanako : C’est un peu embêtant si on ne peut pas y aller avant de commander.

注文する前に行けないのはちょっと不便ね。

Marie : C’est pour cela qu’il y a des gens comme cette femme, qui demandent aux autres clients ayant déjà le ticket.

だからレシートを既に持っているほかのお客さんに聞く、あの女性のような人達がいるのよ。 

バスルームにいる男女を描いたフランスの看板。

フランスのトイレ事情

フランスのトイレ事情は日本の便利さ・清潔さからは比べ物にならないほど悪いもの。いざという時に困らないよう、利用方法を確認しておくと安心です。

ファーストフードのトイレ

パリなどの都会にあるファーストフードのトイレは、レストランを利用した人しか使えないように、レシートに記載してある番号が必要なことがほとんどです。

ドアノブのあたりに番号入力のための機械が付いていて、それをクリアしないとドアが開かない仕組みになっています。

レジに並んで商品を受け取ってという時間も我慢できないほど切羽詰まっている場合は、すでに注文済みの他のお客さんに番号を尋ねるという人もいます。

(トイレだけ利用したいから人に番号を尋ねる、というずるい人もいますが)

他に番号なしで利用するには、人が並んでいるときに利用する方法があります。

フランスではトイレのドアも、前に利用した人が次の人のために抑えていてくれるので、そのまま入ってしまえば番号なしで利用することができますよ。

カフェやレストランのトイレ

まれに有料のことがありますが、ほとんどのカフェやレストランのトイレは無料です。

地下にあることが多く、ぱっと室内を見渡してもどこにあるかわからないことがあります。

そんなときは「Où sont les toilettes, s’il vous plaît. お手洗いはどこですか」と店員さんに尋ねてくださいね。

親切な店員さんがいるところでは、席を離れてキョロキョロしているとトイレの場所を指さしてくれることもあります。

有料トイレ

日本人の感覚ではトイレが有料というのはびっくりですよね。ところがフランスにはトイレが有料なことがあります。

トイレの入り口に受付の人が座っていてそこで支払うパターンや、トイレのドアに硬貨を入れるパターンがあります。

金額は50サンチームから1ユーロ程度ですが、ドアにお金を入れる場合は硬貨でないと支払えないのがとても不便。トイレ用に小銭は使い切らず常にキープしておくと安心です。

トイレが有料なことが多いのは、観光客の多いカフェやレストラン、大きな駅(地下鉄にはそもそもトイレがない)、ショッピングモールなど。

空港や美術館などのトイレは無料で利用できますし、デパートも無料トイレが増えてきています。

フランスの公園にある公衆トイレ。

無料の公共トイレ

歩道や広場、はたまた公園の一角に無料で利用できる「sanisette」という公共トイレがあります。

この「sanisette」は男女共用で、それ自体が大きな個室という作りになっています(ドアを開けた中が丸見え)。

利用のたびにトイレの中を丸洗いするシステムなので、足元のみならずトイレ自体もびしょ濡れです(丸洗いしているわりには汚い)。

それでもパリだけでも400ヵ所以上に設置されているので、いざというときには心強い存在です。

使い方が少しわかりにくいので、イザという時のために前もって利用方法を確認しておくといいかもしれませんね。

まとめ

フランスのトイレは、行きたくなった時にすぐに見つかるとは限りません。困ったことにならないよう、見つけたら行きたくなくても行くようにしてくださいね。

※2019年5月の情報です。

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ソフィー(Sophie) この記事を書いた人

来日(1998年)以来23年間、日本でフランス語指導に携わるベテラン講師(京都在住)。パリでの生活経験も有します。最大の強みは、日本語でのコミュニケーションが可能な点です。
パリではECEインターナショナルスクールにてクボタ・ヨーロッパの従業員(日本人)に指導。来日後は、エスパス・フランセ語学学校、日本女子大学、桐朋学園高校、外務省、その他企業にて、初心者から上級者まで豊富な指導経験を有します特に初心者の方が躓きやすい発音について、「難しくない」と感じられるよう基礎から丁寧に指導することに注力しています。 忍耐強く、発音や文法を丁寧に繰り返し指導するのがモットー。グラフィックデザインのスキルを活かし、描画を取り入れた分かりやすい説明も得意です。ご希望に応じて英語でのフランス語レッスンや、アートレッスン(仏語/英語)も提供可能です。

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