フランスで英語が通じない?実際の現地体験から考える

  1. フランス旅行・観光

フランス人は英語が嫌いで通じないと聞いたことはありませんか?

今回はフランスで英語がどのくらい通じるかを覗いてみましょう。

フランスで英語で道を尋ねると

今日の花子さんは街中でマリーさんと待ち合わせ。落ち合った後に待っている間にあったことを話しているようです。

会話

Hanako : Pendant que je t’ai attendue, un touriste a demandé en anglais à un français où est la station métro.

あなたを待っている間に、フランス人が観光客に英語で駅の場所を尋ねられていたの。

Il a répondu très couramment en anglais…Je pensais que les français n’aimaient pas parler en anglais

彼はとても流暢に英語で答えていてね…私、フランス人は英語で話すのが嫌いなのだと思っていたわ。

Marie : Ah bon ? C’est vrai que peu de personnes âgées parlent l’anglais couramment.

そうなの?確かに年配の人で流暢に英語を話す人は少ないけど。

Mais ça dépend des personnes.

そんなの人によるわよ。

Hanako : Et toi ? tu parles l’anglais ?

それであなたは?英語を話せたっけ?

Marie : Bien sûr. Même mes enfants savent le parler.

もちろん。子供たちだって話せるわよ。

ポイント

parler l’anglais

parler」は「話す」、「anglais」は「英語」、「parler l’anglais」は「英語を話す」です。

ここで“あれ?〇〇語を話すという時は冠詞はいらないのでは?”と思われた方もいらっしゃいますよね。

「〇〇語を話す」というのには、冠詞なしの「parler anglais」と、冠詞ありの「parler l’anglais」という2つの表現があります。

冠詞なしの「parler anglais」は「英語を話す」。特にニュアンスもなく、ただ「英語を話す」ということが伝わります。

対して冠詞ありの「parler l’anglais」は「外国語として」の「英語を話す」。冠詞をつけるだけで、それが母国語ではなく外国語であることがわかってしまうのです。

ですので、フランス人に「英語が話せる?」と尋ねるときや、日本人である私たちが「自分は英語を話せる」という時には、冠詞ありの「parler l’anglais」を使うのが自然ですね。

(日本人が)Je parle japonais. Et en plus, je sais parler le français et l’anglais.

私は日本語を話します。そのうえ。フランス語や英語も話せます。

フランスのエッフェル塔の前で赤いスーツケースを持った若い女性。

フランスでは英語は通じる?

フランス人は英語が嫌いで話せないし、英語で話しかけても無視される、なんて聞いたことはありませんか?

ところが近年のフランスでは、どんどん英語が通じるようになってきているのです。

特にパリなどの観光客が多いところのレストランやカフェでは、店員さんに英語で話しかけられるケースがかなりの確率であります。

特に外国人観光客が多いところでは、英語が話せることが採用の必須条件なので、英語がまったく通じず困ってしまうことはなさそうです。

迷子になった時に英語で道を尋ねても、正しい文法かはさておき、それなりに答えてもらえるように感じます(正しい道を教えてくれるかは別問題ですが…)。

その反面、外国人ばかりを相手にしているはずの語学学校の受付の人や、滞在許可証関係のお役所などでもフランス語しか話してくれず困った…というケースも。

観光ならともかく、フランスで暮らすならフランス語を話せ、ということなのかもしれませんね。

フランスでは英語を話しますか?

フランス人の「英語を話せる」は信用できない?

英語を話すフランス人が増えているのは事実で、特に若い世代は小さいことから学校で学んでいることもあり、英語を話すことに抵抗がない人が多いようです。

では「Je parle l’anglais」と明言するフランス人がきちんとした英語を話せるかというと、それはまた別問題なのが日本とフランスの文化の違い。

日本人は本当にきちんと英語が話せないと「Je parle l’anglais」とは言いませんし、そこそこ話せても「Je parle un peu l’anglais 英語が少し話せます」と言ってしまいがちです。

ところがフランス人は、少ししか話せなくても堂々と「Je parle l’anglais」といいます。

確かに少しでも話せれば「Je parle l’anglais」と言っても間違いではないのですが、日本人からすると、このレベルで英語を話せるって言っていいんだ!と目から鱗が落ちる思いをするかもしれません。

まとめ

フランス人が英語を少しだけ話せるだけで「Je parle l’anglais」と明言してしまうのと同様に、日本人以外のフランス語を学ぶ外国人も「Je parle le français」と自信満々にいう傾向があります。

少しでも話せるものは話せる、という堂々とした姿勢はフランス語会話の上達にも役立ちます。そんなところは見習って、恥ずかしがらずにどんどんフランス語を話して上達してくださいね。

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ソフィー(Sophie) この記事を書いた人

来日(1998年)以来23年間、日本でフランス語指導に携わるベテラン講師(京都在住)。パリでの生活経験も有します。最大の強みは、日本語でのコミュニケーションが可能な点です。
パリではECEインターナショナルスクールにてクボタ・ヨーロッパの従業員(日本人)に指導。来日後は、エスパス・フランセ語学学校、日本女子大学、桐朋学園高校、外務省、その他企業にて、初心者から上級者まで豊富な指導経験を有します特に初心者の方が躓きやすい発音について、「難しくない」と感じられるよう基礎から丁寧に指導することに注力しています。 忍耐強く、発音や文法を丁寧に繰り返し指導するのがモットー。グラフィックデザインのスキルを活かし、描画を取り入れた分かりやすい説明も得意です。ご希望に応じて英語でのフランス語レッスンや、アートレッスン(仏語/英語)も提供可能です。

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