フランス語で学ぶ!失くし物を探す時の便利フレーズ

    1. フランス語会話・勉強

    Bonjours, chers amis! 皆さん、こんにちは。Comment allez-vous? お元気でお過ごしですか?

    忙しい朝ほど探し物が見付からない、何てことありますよね。「あれはどこ !?」なんて、なるべく避けたいものです。

    今日はそんな朝の一こまをフランス語で表現してみましょう。

    フランス語で学ぶ!失くし物を探す時の便利フレーズ」

    フランス語で探し物

    フランスのドアの前で少年が女性と話している。

    会話

    Jean:Maman, tu n’as pas vu mon portable ?

    ママ、ぼくのケータイ見なかった?

    Mère:Je ne sais pas, moi. Si tu le fais sonner ?

    (お母さん)お母さん知らないわよ。鳴らしてみたら?

    Jean:Où est mon portefeuille!??

    財布はどこ?!

    Mère: Je l’ai vu à l’entrée.

    玄関で見たわよ。

    Jean:Où sont mes lunettes?

    眼鏡はどこだ?

    Mère: Je les ai vu au lavabo. Écoute, Jean, il te faut ranger ta chambre maintenant.

    洗面所で見ましたよ。ねえ、ジャン、もう部屋を片付ける必要があるわね。

    Et gardez ceux qui sont importants comme il faut.

    それに大事なものはちゃんと保管しておきなさい。

    Vocabulaire

    (“<”記号以下は、もとの形(辞書に載っている形)を表しています。また、名詞の後の(m)、(f)は、それぞれ男性名詞・女性名詞を示しています)

    • maman (f) お母さん
    • vuvoire(「見る」)の過去分詞
    • portable (m) 携帯電話
    • sonner 鳴らす
    • portefeuille (m) 財布
    • entrée (f) 玄関
    • lunettes (f, pl) 眼鏡
    • lavabo (m) 洗面所、洗面台
    • ecouteecouter  聞く
    • fautfalloir ~べきである、~の必要がある
    • ranger 整理する、片付ける
    • gardezgarder 保管する
    • ceuxcelui (m,pl) ~のもの、~の人々

    フランスにいる間、コンクリートの壁の前で電球を持つ女性実業家。今週のポイント

    portable

    「ケータイ」

    téléphone portable「携帯電話」の略です。

    Si tu le fais sonner ?

    「それを鳴らしてみたら?」

    siは「もし~なら」の意味ですが、この文のように「~したら?」という提案の表現にも使われます。

    Si on prend une tasse de café ? 

    コーヒーでも一杯飲むのはどうかな?

    à l’entrée

    「玄関で」

    àの後ろに定冠詞が来る場合、àleauàlesauxと変化します(à laはそのままです)。

    しかし後ろの名詞が母音で始まる場合、縮約は定冠詞+名詞のほうで起こり(この例だとla + entréel’entrée)、àはそのまま残ります。

    Où sont mes lunettes ?

    「眼鏡はどこ?」

    この前に出てくるOù est mon portefeuille ?「財布はどこ?」では、portefeuilleが単数なので動詞もestとなりましたが、lunettesは複数扱い(英語のglassesと同じです)なので、動詞はsontとなります。

    Écoute

    「聞いて」「ねえねえ」

    écouter は「(注意して)聞く」で、英語のlistenに当たる単語です。

    その命令形ですから、「聞いて」というのがもともとの意味ですが、転じて「ねえ」「ちょっと聞いてよ」のように、相手の注意を引くときにもよく使われる表現です。

    il te faut ranger ta chambre

    「君は部屋を片付ける必要がある」

    fautfalloirという形が動詞の原型です。

    il (非人称のil=文法上主語が必要なので使われる、特定のものや人を指さないil)を主語として、il faut+動詞の原型で「~する必要がある」「~すべきだ」の意味になります。

    また、il me faut ~のように、ilfautの間に「~すべき人」を表す単語が入る場合もあります。

    フランスにインスピレーションを得た、黒い背景に白い立方体で綴られた動詞。falloirの活用

    il faut (直説法現在)

    falloirは上で書いたように非人称主語でのみ用いられますので、jetuなどの人称に対する形がありません。みんなこうだと楽なのに!

    ceux qui sont importants

    「大切なもの」

    ceuxcelui, celleの複数形で「~のもの」の意味です。~の部分が主格の関係代名詞qui以下で説明されている形です。

    comme il faut

    「しかるべく」「申し分なく」「きちんと」

    commeは「~のように」の意味ですので、comme il fautは直訳すると、「そうあるべきように」となります。ここから「しかるべく」「ちゃんと」の意味になるわけです。

    フランスをイメージしたレンガ壁のリビング今週のお役立ち!

    部屋の名称

    玄関、洗面所が出てきましたので、家の各部屋をどのように言うか見てみましょう。

    食堂 la salle à manger

    キッチン la cuisine

    浴室 la salle de bain

    居間 la salle de séjour, living-room

    寝室 la chambre à coucher

    トイレ les toilettes

    では皆さま、お忙しい毎日とは思いますが、明日も忘れ物しないで行ってらっしゃい!

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