不動産関係のフランス語①

    1. フランス語会話・勉強

    不動産関係のフランス語①

    アパート探しの第一歩は賃貸情報を見ることや、自分の求める部屋の条件を決めること。

    今回はフランスでのアパート探しに役立つ、不動産関係のフランス語をチェックしてみましょう。

    アパートの詳細

    友人のためにステュディオを探しているマリーさん、花子さんの友人が所有している賃貸物件について質問しています。

    会話

    Marie : Il est comment l’appartement qu’il possède ?

    彼の所有しているのって、どんなアパートなの?

    Hanako : C’est un studio d’environ 20 mètres carrés, une kitchenette et une salle de bain avec une  douche.

    大体20平方メートル位のステュディオで、簡易キッチンとシャワー室があるわ。

    Marie : Un WC séparé ?

    トイレは分かれてるの?

    Hanako : Ça, je ne sais pas. Il faut lui demander.

    それは知らないわ。彼に聞かないと。

    Après, ce que je connais sur ce studio, c’est qu’il est à l’étage élevé et avec ascenseur.

    後、このステュディオで分かることといえば、上のほうの階でエレベーターがあることかな。

    Marie : Déjà bien. Je sais qu’elle préfère être à l’étage plutôt qu’au rez-de chaussée.

    十分よ。彼女は一階より上の階の方が好きなの知ってるから。

    Est-ce que Je peux te passer ses coordonnées ?

    あなたに彼女の連絡先を渡して良いかしら?

    Hanako : Bien sûr. Je lui dirais de contacter ton amie très prochainement.

    もちろんよ。彼にあなたのお友達に早く連絡するように行っておくわ。

    Elle doit déménager quand ?

    いつ引越ししなきゃいけないの?

    Marie : Dans un mois.

    一ヵ月後よ。

    Hanako : Ok. J’espère que le studio pourra lui plaire.   

    わかったわ。あのステュディオが彼女の気に入れば良いわね。

    ポイント

    posséder

    posséder」は「所有する」の意味です。アパートや物などを対象に使える単語です。

    もちろん「avoir 持っている」も同じように使えますよ。

    coordonnée

    coordonnée」は「連絡先」の意味で「coordonnées」と複数形で使われます。

    連絡先は「numéro de téléphone 電話番号」であったり「adresse 住所」「adresse e-mail メールアドレス」など様々ですが、 まるっとまとめて知りたい場合などに使ってみましょう。

    ホテルやレストランなどを予約の際にも「Vos coordonnées s’il vous plaît. 連絡先をお願いします」といわれることがあります。

    いまどきは携帯電話の番号を知らせるのが主流ですが、フランス旅行中などであれば、宿泊先の電話番号などでもOKです。

    不動産関連のフランス語

    フランスのショーウィンドウにある不動産リストを見ているカップル。

    部屋のタイプ

    【studio】

    いわゆるワンルームタイプのお部屋です。

    【studette】

    とても小さいワンルームです。とはいっても部屋として貸し出すためには最低9㎡が必要なので、それ以下ということはありません。

    【appartement】

    日本語にすると「アパート」になってしまうので、2階建て程度の木造建築を想像してしまいがちですが、フランス語の「Appartement」は2部屋以上&集合住宅に入っている住居の事。

    ワンルームでないマンションのイメージが近いですが、建物のサイズやスタイルは関係しません。

    【maison】

    Maison」は「一軒家」。

    日本語で「家」は一軒家以外にも「住んでいる家」つまりフランスの「studio」や「Appartement」タイプの住居に住んでいても使う場合が多いですよね。

    日本語だとマンションに住んでいても「家に来ない?」などと言いますよね。ところがフランスでは「Maison」と「Appartement」はしっかり区別して使用します。

    「家に来ない?」など「住んでいる所」を指したい場合は「chez moi 私の家(住んでいる所)」が便利です。

    部屋の数

    【F2】

    F2」のような「F+数字」はそのアパートに何人住めるかを示しています。

    pièce de vie 食堂やサロンなどのこと」が1部屋+寝室の数で表します。

    F2」なら寝室が1部屋・食堂兼サロンが1部屋ですね。寝室が1つなのに「F2」なのはカップルを想定しているからでしょう。「F3」なら寝室が2部屋です。3人住める住居になります。

    キッチンや風呂場などは部屋数に数えないのがポイントです。

    【Chambre】

    「寝室」の意味です。日本語の「部屋」の感覚で使うと誤解を生むので、気をつけてくださいね。

    フランスのパリにあるエッフェル塔と建物。

    部屋の広さ

    フランスでの部屋の広さは「mètre carré 平方メートル」で表します。 簡単ですね。

    気をつけたいのが 「au sol 床の」という表現。

    chambre de bonne 屋根裏の小部屋」や「dernier étage 最上階」の部屋だと、屋根が傾斜しており、実際に使える面積と床面積に大きな差が出ることがあります。

    そんな時は「loi carrez」を知っておくと便利です。こちらは床と天井までが1.8m以下の場合「superficie habitable 居住に適した空間」と認めない、というもの。

    屋根裏部屋などを見学する場合は「surface au sol 床面積」ではなく「surface loi carrez」を確認してくださいね。

    階層

    【Rez –de -chaussée】

    「1階」を指します。「rez」は「すれすれに」、「chaussée」は「車道」の意味です。

    Jardin 庭」に面した1階の場合は「rez- de jardin」という場合もあります。

    【étage】

    「階」の意味です。1階は「Rez –de –chaussée」なので、日本式2階を「premier étage 1階」・日本式3階を「 deuxième étage 2階」と呼ぶのに注意しましょう。

    この1階・2階などの表現の「étage」には複数の「s」は付きませんが、「5階建てのアパート」は「résidence de 5 étages」と複数形になります。

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