フランスではお葬式?独身最後のパーティー

    1. フランス語会話・勉強

    結婚式前日に新郎新婦が開催するバチェラーパーティー・バチェロレッテパーティーは、フランスでもポピュラーなイベントです。

    今回はフランスの独身最後のパーティーについて覗いてみましょう。

    6月の仮装グループ

    6月のある金曜日、花子さんは仮装した女性グループを見かけたようです。いったい何のイベントなのでしょうか?

    会話

    Hanako: Regarde, il y a des femmes déguisées. Elles sont très comiques.

    見て、仮装した女性たちがいるわ。とっても滑稽ね。

    Est-ce qu’il y a un événement aujourd’hui?

    今日は何かイベントでもあったかしら?

    Marie: Je crois que c’est un enterrement de vie de jeune fille.

    バチェロレッテ・パーティーだと思うわよ。

    Tiens, au dos de la femme déguisée en peluche, c’est marqué “future mariée“.

    ほら、ぬいぐるみで仮装している女子の背中に”未来の花嫁”って書いてあるわ。

    Hanako: Ah oui, c’est vrai. Du coup, elle va se marier demain!

    あら、本当だ。じゃあ、彼女は明日結婚するのね!

    フランスのレンガの壁の前でポーズをとる花嫁のグループ。

    ポイント

    enterrement de vie de jeune fille

    enterrement de vie de jeune fille」は「バチェロレッテ・パーティー」、未来の新婦が結婚前夜に女友達と集まって過ごすパーティーのことです。

    enterrement」は「埋葬/葬式」、「vie」はここでは「生活」、 「jeune fille」は「若い女性」のことですが、ここでは「未婚女性」のこと。

    enterrement de vie de jeune fille」は「女性の独身生活の葬式」という意味です。フランス語ではパーティーを意味する「fête」ではなく「enterrement」を使うのが面白いですね。結婚は墓場ということでしょうか…?

    そして 「jeune fille」は一般的には幼い~若い女性に対して使われる表現ですが、上記の場合は30代であろうが40代であろうが「jeune fille」を使います。

    【enterrement de vie de garçon 】

    未来の新郎のパーティーは「enterrement de vie de garçon バチェラー・パーティー」です。こちらも「garçon」と「少年 / 若者」という単語を使い、大人の男性を意味する「homme」は使いません。

    【enterrement de vie de célibataire】

    男女を区別しない「enterrement de vie de célibataire」という表現もあります。「célibataire」は「独身」という意味です。

    comique

    comique」は「喜劇的な / 滑稽な」という意味。「滑稽な」という通り、ただ笑える・面白いという意味ではなく、ばかばかしいという意味を含んでいます。

    futur(e) marié(e)

    futur(e)」は「未来の」、「marié(e)」は「新郎 / 新婦」、「futur(e) marié(e)」は「未来の新郎 / 新婦」という意味です。

    ちなみに夫婦は複数形で「mariés」、新婚夫婦は「nouveaux / jeunes maries」です。

    フランスで写真を撮るピンクの服を着た女性のグループ。

    フランスの独身最後のパーティー

    enterrement de vie de jeune fille / de garçon」は日本ではあまりなじみのない習慣ですよね。

    フランスでは皆が必ず行うわけではありませんが、25~35歳の男女のうち*82%が 「enterrement de vie de jeune fille / de garçon」に参加、もしくは計画したことがあるそうです。

    パーティーの内容は様々ですが、結婚式の多い6月や9月頃の金曜日には「enterrement de vie de jeune fille / de garçon」であろう女性だけ・男性だけのグループをよく見かけます。

    どちらもオシャレな仮装ではなく、派手で「comique」な仮装をしているのが特徴です。

    特に新郎新婦は独身最後の日に羽目を外したいからか、動物の着ぐるみなど普段なら選ばないような「comique」な仮装をする傾向があるようですよ。

    そして服の前や背中には「futur marié / future mariée」と印刷されていたり、同じような文言の入ったたすきをかけていたりするので、一目でどの人のためのパーティーなのかが分かるようになっています。

    *参照:LCI

    まとめ

    フランスで結婚したり、友人の結婚式に参加するなら「enterrement de vie de jeune fille / de garçon」をするのも楽しそうですね。

    ただし羽目を外しすぎて、結婚式当日に寝坊するのだけは避けたいものです…。

    使えるフランス語をカフェで習得
    何度でも聞ける1対1レッスンはコスパ最強
    【先生を選んで、無料体験する!】

    開く

    この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます

    フランスのさまざまな顔を持つ人々のコラージュ。

    オンラインで仕事する

    クレマンとポリーヌは、仕事についてビデオ通話をしながら、遠隔でのやりとりを行っています。クレマンはパソコン、ポリーヌはスマートフォンを使って通話しています。会話Clé…