「味」に関するフランス語表現

    1. フランス語単語

    甘いものが好き、いやいや塩味の方がいいなど、味の好みは人それぞれ。苦いものや渋みを心地よく感じる人だっていますよね。

    前回の「味わう」に続き、今回は「味」に関するフランス語表現をご紹介します。

    甘いおやつと辛いおやつ

    今日の花子さんは、マリーさんのお宅でおやつタイムのようです。

    会話

    Marie: Est-ce que tu connais ce gâteau? Tu veux le goûter?

    このお菓子知ってる?食べてみる?

    Hanako: Non, ça ira. Il est trop sucré pour moi.

    いいえ、結構よ。私には甘すぎるから。

    Marie: Ah bon? Il n’est pas si sucré que ça. Il y a du fruit acidulé au mieux. 

    そう?そんなに甘くないわよ、甘酸っぱいフルーツが真ん中に入っているし。

    En plus, il se marie très bien avec l’amertume de ce café.

    それに、このカフェの苦みとすごく合うのよ。

    Hanako: Sûrement. Mais je préfère quelque chose de salé pour aujourd’hui, si tu en as.

    そうかもね。でも、もしあるなら、今日は何か塩味の物の方がいいわ。

    Marie: Il y a des chips, si tu veux. Par contre, elles sont un peu piquantes.

    良ければポテトチップスがあるわよ。ただし、ちょっと辛いけど。

    ポイント

    Il n’est pas si sucré que ça

    Il n’est pas si ~ que ○○」は「それは○○ほど~ではない」という表現。

    文中の「Il n’est pas si sucré que ça」は「あなたが甘すぎるというほど甘くない」という意味ですね。

    ここでの「si」は接続詞の「もしも」ではなく、副詞の「si」。形容詞や副詞を強調する役割をし「大変、とても」という意味です。

    ça」は花子さんの前のセリフ「Il est trop sucré pour moi」を指します。

    sûrement

    sûrement」は「きっと、もちろん」という意味ですが、会話中の花子さんのセリフは「そうかもね」と訳しています。

    「自分はそう思わないけど、あなたにとってはきっとそうなのだろう」というニュアンスで、相手を否定せずに自分は違うということを伝えられる表現です。

    フランスから来たピンクのマカロンの上に女の子が座っています。

    フランス語の「味」の表現

    甘味 

    「甘い」は「sucré」。「sucre 砂糖」の形容詞形なのでわかりやすいですね。

    優しい甘さには「douceur」「doux(douce)」という表現も使います。

    doux」は「vin blanc doux 甘口白ワイン」など本当に甘いものに使われるほか、「辛いものに対してそうでないもの」にも使われます。必ずしも甘いわけではないので注意が必要です。

    • beurre doux 無塩バター(塩辛い有塩バターに対して優しい味わい)
    • piment doux 辛くない唐辛子

    塩味 

    「塩味」は「salé」で「塩辛い、塩を含んだ」という意味。「塩」は「sel」ですね。

    酸味 

    「酸味」は「acidité」、「酸っぱい」は「acide」、「少し酸っぱい、甘酸っぱい」は「acidulé」です。

    「酸っぱい、酸味」には「aigre」という表現もあり、一般的には美味しくない酸っぱさに使われます。

    ただしアジア料理で良く見かける「aigre-doux 甘酸っぱい」に悪い意味はなく、普通に美味しい甘酸っぱい味付けなので、安心してくださいね。

    苦味 

    「苦い」「苦味」は「amer」。「苦さ」は「amertume」といいます。

    辛味

    「辛い」は「piquant」。「pique 槍」でチクチク刺されるように辛い、ということですね。

    「辛い」の表現はいくつかあり、香辛料がたっぷりで辛い時は「épicé」、唐辛子で辛い時は「pimenté」、ソースなどが辛いときに使える「relevé」などが使えます。

    フランスでコーヒーマグを持つ女性。

    渋味

    「渋い」は「âcre」、「渋み」は「âcreté」。ワインなどの「渋、タンニン」は「tanin」です。

    うま味

    日本人にはお馴染みの「うま味」は、近年フランスでも認知されるようになった味覚。フランス語でも日本語のまま「umami」といいます。

    有名シェフの間で使われるようになり、徐々に一般の人でも知るようになりました。

    その他の表現

    • lourd 重い
    • léger 軽い
    • prononcé はっきりした
    • fade 味のない
    • fort 濃い
    • gras 油っこい
    • glacé(氷のように)冷たい
    • frais 冷たい
    • froid 冷めた
    • tiède 常温の
    • chaude 熱い
    • simple シンプルな

    まとめ

    レストランにしろ友人にしろ、食べ物の好みを相手に伝えるのは快適に生活するうえでとても大切!口に合わないものを食べるのはストレスになってしまいます。

    味に関するフランス語を覚えて、自分の好みを上手に伝えてくださいね。

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