フランスのサンドイッチの種類

フランス人のテイクアウトの定番はサンドイッチ。食べながら歩いている人も良く見かけます。

今回はそんなフランスのサンドイッチの種類について覗いてみましょう。

どのサンドイッチにする?

今日の花子さんとマリーさんはパン屋でランチのサンドイッチを買おうとしているようです。

会話

Hanako: Tu prends quel sandwich?

どのサンドイッチにする?

Marie: J’hésite entre un jambon fromage ou un fromage. Et toi?

ハムとチーズ入りか、チーズ入りかで悩んでるの。あなたは?

Hanako: Moi, je n’ai pas envie de fromage. Donc un norvégien ou un surimi.    

私はチーズの気分じゃないから、ノルヴェジアンかスリミ入りにするわ。

Marie: Ils sont bons aussi. 

それも美味しいわよね。

Mais attends, ça sent bon le pain grillé. Ah, il y a aussi des croque-monsieur. 

でも待って、パンが焦げた良い匂いがするわ。ああ、クロックムッシュもあるのね。

Hanako: C’est vrai que ça donne faim. Je pourrai en prendre un…mais le fromage…

確かに食べたくなるわね。それにしようかしら…でもチーズがなぁ…

Marie: Si tu ne veux pas du fromage, tu pourras prendre un panini. Je crois qu’il y en a des végétariens.    

チーズを食べたくないならパニーニにしたら?ヴェジタリアンがあったと思うわよ。

ポイント

ça donne faim「それを食べたくなる」

ça donne faim」は直訳すると「それが(私に)空腹を与える」、つまり「それを食べたくなる」という意味。

実際に空腹かは関係なく、空腹を感じるほど美味しそうで食べたい、というニュアンスです。

実際に空腹な時にも使いますが、食後のデザートなどお腹いっぱいだけど美味しそうだから食べたくなる、という時にも使えます。

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バゲットのサンドイッチの種類

フランスのパンといえば「baguette バゲット・フランスパン」。「sandwich サンドイッチ」も「baguette」が主流です。

その中身は様々ですが、日本の「sandwich」のように具だくさんではなく、シンプルなものが人気で、野菜が全く入っていないものも珍しくありません。

フランスらしいシンプル具材

その中でもいかにもフランス!と感じる定番こちら。

sandwich au fromage

チーズ入りサンドイッチ

sandwich au jambon

ハム入りサンドイッチ

sandwich au jambon fromage 

ハムとチーズのサンドイッチ

fromage チーズ」と「jambon ハム」のシンプルな「sandwich」ですが、これがビックリするほど美味しい!(美味しくないこともあります)

美味しさの理由は、そもそもの「baguette」や具材が美味しいこと。そして、これでもか!と「beurre バター」が使われている事の2つです。

日本では「beurre」はパンに水分が染み込まないようにと薄く塗りますが、フランスでは「beurre」も具材といわんばかりにたっぷり塗り付けられています。”塗る”のではなく”挟む”と言った方が近いかもしれません。

美味しい「baguette」に「beurre」を付けて食べるのは当然美味しい。そこに美味しい「fromage」や「jambon」を挟んだら美味しくないわけがありませんよね。

パン屋で見かけたら、シンプルで寂しいな、野菜が入ってないから美味しくなさそう、など思わず是非食べてみてくださいね。

その他の定番具材

パン屋には上記のいかにもフランス!な「sandwich」の他にも色々な種類が並んでいます。

代表的なものはこちら。

sandwich norvégien 

ノルウェー風サンドイッチ(スモークサーモン)

sandwich au surimi 

すり身入りサンドイッチ(カニカマをほぐしたもの)

sandwich au thon 

ツナ入りサンドイッチ

sandwich au rosette 

サラミ入りサンドイッチ

sandwich au jambon cru 

生ハム入りサンドイッチ

sandwich au poulet 

鶏肉のサンドイッチ

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フランスで見かけない具材

日本の代表的な具材ともいえる「oeuf 卵」はフランスの「sandwich」には使われません。揚げ物や果物を挟むといったバリエーションもありません。

フランスの場合は切って挟むだけでOKなシンプルな具材が主流のため、日本のように手間がかかる具材は使わないのです。 

その他 baguette に挟むもの

お店で売られる「sandwich」ではありませんが、フランス人が「baguette」に挟む代表的な食べ物がもう一つあります。

それはなんと「tablette de chocolat 板チョコレート」。「*pain au chocolat パン・オ・ショコラ」に似て異なる食べ物です。

この「pain avec des carrés de chocolat チョコレート片入りパン」は学校帰りの子供の定番おやつなので、食べながら帰宅することもを見かけることも少なくありません。

*デニッシュ生地にチョコレートを挟んで焼いたパン

その他のサンドイッチの種類

baguette」以外にも、他のパンを使った「sandwich」も売られています。

pain de mie 食パン」と「fromage・jambon」を使ったホットサンド「croque-monsieur」はフランスの定番料理の一つ。

パン屋以外にカフェなどで食べることもできますし、ほとんどの家庭に「croque-monsieur」の機械が常備されていると言っても過言ではありません。

日本で主流の「pain de mie」を使ったものはパン屋では見かけませんが、スーパーで売られています。

イタリアのホットサンド「panini パニーニ」は学生が集まるような街角の小さなお店や、専門店で売られていますが、パン屋で売っていることもあります。

ちなみにパンに具材を乗せたオープンサンドは、フランス語では「sandwich」を使わず「tartine」と呼びます。

まとめ

日本は具材が豪華な「sandwich」が好まれますが、フランスの食材で勝負!というシンプルな「sandwich」にもその良さがあります。

フランスに来たら、ぜひ「baguette」に「beurre」たっぷりのシンプルな「sandwich」を食べてみてくださいね。

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