フランス語でスマートに告白を断る!覚えておきたい切り返しフレーズ集

    1. フランス語会話・勉強

    フランス人に好意を伝えられたり告白されたけど、お断りしたいなんてこともありますよね。

    今回はそんな場面で使えるフランス語をご紹介します。

    フランス語でスマートに告白を断る!覚えておきたい切り返しフレーズ集

    真面目な告白を断るフランス語

    真剣に好意を伝えてくれる相手の場合は、なるべく傷つけずにお断りを伝えたいものですよね。

    まずは「Merci ありがとう」と好意に対する謝意を伝えたうえで、「Mais… でも…」と下で紹介するような文を続けると良いでしょう。

    Je voudrais rester ami(e) avec toi

    rester」は「とどまる」、「 ami(e) 」は「友達」。「rester+属詞」は「○○の状態にとどまる」という意味です。

    Je voudrais rester ami(e) avec toi」は「あなたとは友達のままでいたい」という表現です。

    J’ai un petit ami / une petite amie

    petit(e) ami(e)」は「恋人」のこと。「J’ai un petit ami / une petite amie」は「私には恋人(彼氏/彼女)がいます」という意味です。

    petit(e) ami(e)」の代わりに「petit(e) copain / copine」でも同じ意味になります。

    J’aime quelqu’un d’autre

    quelqu’un d’autre」は「誰か他の人」のこと。「J’aime quelqu’un d’autre」は「私は他の人が好きです」という意味です。

    être amoureux(se) de qn ○○に恋をしている」を使って「Je suis amoureux(se) de quelqu’un d’autre」ということもできます。

    「あなたの知らない他の誰か」なら「quelqu’un d’autre que tu ne connais pas」と伝えましょう。

    Je ne veux pas être en couple

    être en couple」は「カップルの状態になる」→「誰かと付き合う」という意味です。

    Je ne veux pas être en couple」は「カップルになりたくない」ですね。

    その後に「avec personne 誰とも」や「en ce moment 今は」等を付けると、「あなただからではなく、今そんな気分でない」という気持ちがより伝わります。

    フランスから来た男性が女性に花を贈っています。

    しつこい相手を断るフランス語

    一度断ったのにしつこい場合や、本気じゃなさそうな軽い告白には、遠回しや丁寧なお断りの言葉では通用しないこともあります。

    そんな時に使える、少しキツイお断りの表現はこちらです。

    Je ne t’aime pas

    Je ne t’aime pas」は「あなたのことが好きではない」ですが、告白のお断りに使う場合は、むしろ「嫌い」に近いニュアンスを感じる表現です。

    やんわり断っても分かってくれない人もいるので、はっきり伝えることも必要なこともあるでしょう。

    Je ne m’intéresse pas à toi

    s’intéresser à qn」は「○○に興味がある」。「Je ne m’intéresse pas à toi」は否定形なので、「あなたに興味がない」という意味になります。

    表現自体は丁寧ですが、はっきりと断ることのできる表現です。

    Tu n’es pas mon type

    type」は「好みのタイプ」という意味。「Tu n’es pas mon type」は「あなたは私の好みじゃない」という意味ですね。

    type」の代わりに「style スタイル」や「genre タイプ、好み」を使って「Tu n’es pas mon style」や「Tu n’es pas mon genre」ということもできます。

    Pourquoi devrais- je sortir avec toi?

    Pourquoi devrais- je sortir avec toi?」は「どうしてあなたと付き合わなきゃいけないの?」→「付き合うわけないじゃない」という意味です。

    こちらも表現自体は丁寧ではありますが、かなりキツイお断り表現なので、相手を見て使うほうが良さそうですね。

    Jamais de la vie

    Jamais de la vie」は「生涯絶対にありえない」という意味で、本気で告白してきた相手に使うと強いダメージを与えてしまいそうな表現です。

    よほどしつこくされた場合や、遊び目的の軽い告白などに限定して使う方が良いかもしれませんね。

    Pas question 

    Pas question」は「問題外、ありえない」という意味。こちらも何度も誘って来てしつこい相手や、ナンパ等を断るときにも使えます。

    フランスをイメージしたハートが描かれた2本の指。

    まとめ

    フランス語で告白を断る方法をご紹介しました。

    はっきりと意思表示せず曖昧な笑顔でいると、OKと勘違いされてしまうかもしれません。断りたい時はしっかりと自分の気持ちを伝えてくださいね。

    使えるフランス語をカフェで習得
    何度でも聞ける1対1レッスンはコスパ最強
    【先生を選んで、無料体験する!】

    開く

    この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます

    フランスの優雅さをイメージした女性が花屋で花を生けています。

    フランスで花束を購入

    フランスでは花を贈る機会がたくさんあります。ディナーに招待された場合や、カップルや家族の記念日、はたまた喧嘩した恋人へ仲直りの花束など…今回はそんなフランスで、…

    フランスから来た女性がワインの入ったグラスを持ってそれを指差しています。

    フランス人と飲酒運転

    車社会のフランスでは、日本と比べ飲酒運転への罪悪感が少なく、運転の必要があってもお酒を飲む人が多い傾向があります。今回はそんなフランスの飲酒運転事情について覗い…