フランス語で炭酸水を注文するコツとポイント

    1. フランス語会話・勉強

    フランス語で炭酸水を注文するコツとポイント

    軟水になれた日本人には、フランスの硬水が身体に合わないことも。

    お腹の調子が悪くならないためには、ミネラルウォーターの選び方も重要なんですよ。

    フランス語で水・炭酸水を(eau)を注文

    今日の花子さんとマリーさんはレストランに来ています。

    食事の注文が終わったと思ったら、なにやら花子さんはお水をお願いしているようですね。

    会話

    Hanako : Excusez-moi, je peux avoir une bouteille d’eau, s’il vous plaît.

    すみません、お水のボトルをお願いできますか。

    Serveur : Oui Madame, de l’eau plate ou de l’eau gazeuse ?

    (ウエイター)はい、マダム、ガス無しですか、ガス有りですか?

    Hanako : Qu’est-ce que vous avez comme eau plate ?

    ガス無しでは何がありますか?

    Serveur : Nous avons de l’Evian, du Volvic.

    エヴィアンとボルヴィックがあります。

    Hanako : Une bouteille d’Evian, s’il vous plait.

    ボルヴィックをお願いします。

    Marie : Tu commands toujours une bouteille d’eau ?

    いつも水のボトルを注文するの?

    Hanako : Oui, en fait, quand je bois de l’eau dure, après, j’ai souvent un petit problème de ventre…

    ええ、あのね、硬水を飲むと、後でお腹の調子が悪くなることが多いのよ。

    Marie : Il me semble qu’au Japon, l’eau est douce partout.

    日本って何処も軟水なんだっけ?

    Hanako : Tout a fait.

    その通り。

    Je crois que mes intestins n’arrivent pas à digérer de l’eau dure.

    多分私の腸が硬水を受け付け得ないんだと思うわ。

    Marie : Dans ce cas, tu ne peux pas demander une carafe d’eau à Paris !

    じゃあ、カラフ入りの水なんて、パリではお願いできないわね!

    ポイント

    je peux avoir ~?

    直訳すると「私は~を持つことができますか?」と、とっても変な文になってしまいますね。これはお店などで「~をください」の意味で使われます。

    塩が欲しいなら「Je peux avoir du sel , s’il vous plaît.」、今飲んでいるビールやワインと同じ物をもう一杯欲しいなら「Je peux avoir un autre , s’il vous plaît.」と言ってみましょう。

    意味としては「je voudrais ~」と同じですね。

    Qu’est-ce que vous avez comme ~?

    「~としては何がありますか?」という意味ですが、ここでも「avoir」が使われています。

    「ありますか」だと「Qu’est-ce qu’il y a ~?」と言いたくなってしまいますが「vous avez」という表現を使うのに注意してください。

    レストランでの注文以外でも、お店などで店員さんにどんな物があるのか尋ねたいときに便利なフレーズです。

    Nous avons ~

    Qu’est-ce que vous avez comme ~?」に対して、「Nous avons ~」「(私たちは)~があります」という答えになります。

    ここでも「il y a ~」とは言わないのが、日本語との違いを感じて面白いですね。

    Eau plate とEau gazeuse

    ガス無し水 Eau plate

    軟水 Eau plate

    水道水に軟水と硬水があるように、ボトル入りの「Eau plate ガス無し水」にももちろん軟水・硬水の違いがあります。

    好みにもよりますが、日本人の私たちに飲みやすいのは「Eau douce 軟水」の方ですね。

    水道水が硬水のことの多いフランスでは、赤ちゃんの粉ミルクを溶かすのにも軟水のボトルを使う人が多いようです。

    代表的なブランドは、EvianVolvicVittelなど。どれも日本でも売られていますよね。

    旅行中などでお腹の調子を壊すのが心配なら、成分表をじっくり眺めてみましょう。「Calcium」の欄に書かれている数字を目安に、できるだけ低い物を選ぶと安心です。

    ちなみにフランスで売られている水で低い物では一桁台、Volvicで11.5、Evianで78となっています。

    硬水 Eau dure

    Eau plate」の中でもContrexは486とかなり大目=かなりの「Eau dure硬水」です。ダイエットに良いイメージで、飲んでみたことがある方もいるのでは?

    初めて飲むと、水に味があることにびっくりしてしまいますよね。

    フランス人は「Eau dure」の味に慣れているせいか、カルシウムやマグネシウム補給のために好んで「Eau dure」を選ぶ人も多いようですよ。

    ガス入り水 eau gageuse

    Eau gazeuse ガス入り水」ならPerrierが有名でしょうか。

    ところでこの「Eau gazeuse」は2つに大きく分けられます。まずPerrierに代表される「Naturellement gazeuse」つまり自然に炭酸ガスが含まれて入る天然水になります。

    この「Naturellement gazeuse」の種類はあまり無い様で、ほとんどの炭酸水は「Eau gazéifiées」、ガスの入っていない水に後からガスを添加した物が売られています。

    【Eau gazeuseはどうして人気?】

    Eau gazeuse」は硬水なので独特の味がありますが、炭酸の作用で飲みやすいのが特徴です。

    胃の動きを活発にしてくれるから、フランス料理のように少し重い料理でもすっきりと食べることができるんですね。

    Carafe d’eau

    日本風に゛お水ください゛という時は「une carafe d’eau s’il vous plaît.」というとカラフやピッチャーに入れた水道水を持ってきてくれます。

    これは基本的にお願いしなければ持ってきてくれないので、注文時に同時にお願いするとスムーズです。

    ただ基本は硬水(地方によっては軟水の場合も)なので、お腹の敏感な方は諦めたほうがよさそうです。

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