フランス語で日本文化を紹介

フランコフォン向け日本のニュース②

Bonjour, chers amis ! こんにちは、みなさん。Comment allez-vous ?ご機嫌いかがですか?

今回も「フランス語を話す人」フランコフォン francophone 向けに書かれた日本のニュースを見てみましょう。

前回よりよく知られた話題で、単語が分からなくても何となく読めてしまう方も多いと思います。

富士山

タイトルは”Le Mont Fuji inscrit au patrimoine mondial”。

(富士山、世界遺産に登録される)

話題

Le Fujisan vient d’être classé au patrimoine mondial de l’Unesco par le Comité du patrimoine mondial réunit à Phnom Penh (Cambodge) le 22 juin dernier.

この6月22日、プノンペン(カンボジア)で開かれた世界遺産委員会によって、このほど富士山がユネスコの世界遺産に認定された。

C’est le plus haut sommet du Japon.

富士山は日本で最も高い山である。

Il était craint par les anciens qui l’avaient vu en éruption écoulant.

この山は、噴火を見た古代人には恐れられた。

On lui reconnaissait par ailleurs une existence quasi divine et mystique.

他方で、ほとんど神のような、神秘的な存在としても認識されている。

A l’époque d’Edo, les fujikô, un regroupement de fidèles vénérant le Mont, gravissait ce dernier régulièrement.

江戸時代には、この山を崇拝する愛好者たちの集まりである富士講が、定期的にこの山に登った。

Par ailleurs, au sein d’Edo, on trouve de nombreux monticules construit avec de la lave du Fujisan le représentant.

また、江戸中期には、富士山の火山岩で富士山をかたどった小山が数多く作られた。

Vocabulaire

(“<”記号以下は、もとの形(辞書に載っている形)を表しています。また、名詞の後の(m)、(f)は、それぞれ男性名詞・女性名詞を示しています)

  • classé<classer 格付けする、評価する
  • patrimoine(m) mondial 世界遺産
  • réunitréunir 集める、まとめるの過去分詞
  • Phnom Penh プノンペン
  • Cambodge  カンボジア
  • haut 高い
  • sommet (m) 頂、頂上、山頂
  • craintcraindre 恐れる、心配するの過去分詞
  • ancient(m) 古代人
  • eruption(f) 噴火
  • écoulant< écouler 流通する、さばく
  • reconnaissaitrecconaitre 認める、認知する
  • par ailleurs 他方では、ただし
  • existence (f) 存在、実在
  • quasi ほぼ~も同然
  • divine 神の、崇高な
  • mystique 神秘主義の
  • époque (f) 時代
  • regroupement(m) 再び集める[集まる]こと
  • fidèle 支持者、愛好者、常連
  • vénérantvénérer あがめる、崇拝する
  • gravissaitgravir 登る、よじ登る
  • au sein de ~ ~のただなかに、~に包まれて
  • monticule(m) 小山、丘陵
  • lave (f) 溶岩、火山岩
  • repréentantreprésenter 表現する

今週のポイント

Le Fujisan vient d’être classé

富士山は格付けされたばかりだ

vientvenir の直説法現在3人称単数(要するに il の現在形)の形ですが、venir de +動詞の原形で「~したばかりだ(近接過去)」の意味になります。

Je viens de recevoir votre lettre.

あなたの手紙をたった今受け取りました

les fujikô, un regroupement de fidèles vénérant le Mont,

富士講、つまり富士山を崇める愛好者たちの集まり

文全体の主語が le fujiko で、動詞が gravissait ですね。カンマで挟まれた Un regroupement…le Mont, の部分は、主語の同格(言い換え、補足説明)です。

vénérant は現在分詞で、fidèles を修飾しています。

ce dernier

後者

dernier は形容詞として「最後の」「最終の」、名詞として「最後のもの」の意味がありますが、ここでは名詞がいくつかある中で、その最後のもの、直前の名詞、の意味で使われています。

ここでは男性名詞で単数ということで、どの名詞を指すか分からないほど複雑ではないと思うのですが、レトリックの1つなのでしょうね。

Anne parlait avec Jean, ce dernier semblait fatigue.

アンヌはジャンと話していたが、ジャンは疲れているようだった

Pierre connait Paul. Ce dernier connait Jacques.

ピエールはポールを知っている。ポールはジャックを知っている

この記事は「富士山はまた、美術作品にもなっている」と続いています。

当然「富嶽三十六景」に言及されていて、Trente-six vues du Mont Fuji というそうですよ。なるほど~。

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