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映画に誘う

日本でもフランスでも、仲良くなれば一緒にどこかに出かける機会がきっとあるでしょう。相手の都合を聞き、外出に誘って、待ち合わせをする。今回はそういうシチュエーションで便利な表現を見てみましょう。

会話

Claude : Tu es libre ce weekend? (今週末ひま? )

Jeanne : Oui, je n’ai rien de special. Tu sais, nous venons de finir les examens. Il me faut me reposer un peu. Pourquoi ? (うん、特に何もないわ。試験が終わったばかりでしょ。少し休まないとね。どうして?)

Claude : Si tu es libre, tu ne veux pas aller au cinéma avec moi ? On dit que le nouveau film de Jean Pierre Améris est tellement amusant. (もし暇なら、一緒に映画を見に行かない?ジャンピエール・アメリス監督の新作がすっごく面白いらしいんだ。)

Jeanne : Ah, ça m’interesse. J’y vais, avec plaisir. (あ、面白そう。喜んで行くわ。)

Claude : Alors, on va voir au café Bleu à 10 heures samedi prochain? (じゃあ今度の土曜日10時に、カフェ「ブルー」で待ち合わせしよう。)

Jeanne : D’accord. À samedi. (OK。じゃ、土曜日にね。)

shutterstock_196204976Vocabulaire

“<”記号以下は、もとの形(辞書に載っている形)を表しています。また、名詞の後の(m)、(f)は、それぞれ男性名詞・女性名詞を示しています

  • libre  自由な、空いている
  • weekend  週末
  • me reposer<se reposer  休む
  • faut<falloire  要る、~しなければならない
  • pourquoi  何故
  • si  もし~なら
  • veux<vouloire  欲しい、~したい
  • cinéma  映画館
  • ensemble  一緒に
  • tellement  とても、非常に
  • avec plaisir  喜んで
  • voir  見る、会う
  • samedi  土曜日
  • prochain  今度の

shutterstock_318060599今週のポイント

Tu es libre ce weekend?: 今週末は空いてる?

週末の予定を尋ねる表現です。Qu’est ce que tu fais ce weekend ?「今週末は何をするの?」などと聞くことも出来ます。ce weekendは特に前置詞などを置かずに副詞句として使うことが出来ます。

venons de~: ~したばかりだ

venir(「来る」) de+動詞の原形で、完了したばかりの行為(「近接過去」)を表します。venirは主語に合わせて活用してください。

ex. Je viens d’arriver.. (私は今着いたばかりだ)

ex. Il vient de commencer son devoir. (彼は宿題を始めたばかりだ)

これとは逆に、ごく近い未来(近接未来)を表す表現を以前にご紹介しました。近接過去の形とは対照的に、この場合はaller (「行く」)+ 動詞の原形になるのでしたね。この機会に復習しておきましょう。

ex. Je vais sortir. (私は(これから)外出します)

ex. Il va commencer son devoir. (彼は宿題に取り掛かろうとしている)

Il me faut~: ~する必要がある

Il faut ~は、後ろにqueで導かれた節を伴ったり、動詞の原形を伴ったりして、「~する必要がある」という意味になります。具体的に見てみましょう。

ex. Il faut acheter un parapluie.. (傘を買わなくてはならない)

ex. Il faut que nous partion tout de suite. (すぐ出発しなくてはならない)

↑2番目の文の動詞は、「接続法」という時制です。また別の機会に説明します

本文で出てきたIl me faut~は、「それが誰にとって必要であるか」を表すためにme「私に」(間接補語)を入れた形です。人称ごとに整理しておきましょう。

私 me 私たち nous

きみ te あなた(たち)vous

彼 lui 彼ら leur

ex. Il leur faut réflechir un peu. (彼らは少し考えなくては)

Pourquoi ?: なぜ?

理由を尋ねる表現です。ここでは使われていませんが、これに対して理由を示す「なぜなら」はparce queという表現がよく用いられます。

ex. Pourquoi vous êtes si occupé ? (どうしてそんなに忙しいんですか?)

Parce que je vais avoir une partie chez moi. (うちでパーティーをするからさ)

Si tu es libre, tu ne veux pas aller~: 暇なら~に行かない?

「~なら」という仮定・条件を表す表現です。この例のように、単純な、実現性のある仮定の場合には、Si(「もしも」)の節の時制は現在形、主節には単純未来形や現在形が用いられます(英語の仮定法にあたる、実現性の少ない、非現実的な仮定の表現ももちろんあります。この場合にはまた時制が変わります)。

On dit que ~ : ~だそうだ

伝聞を表す表現です。

J’y vais. : 私はそこへ行きます

yは「そこへ」の意味の副詞です。英語のthere に当たりますが、動詞の前に置きますので、語順に注意してください。

shutterstock_73010851今週のお役立ち – 曜日の名前

samedi(「土曜日」)が出てきましたので、ついでにフランス語の曜日の名前をまとめておきましょう。

  • 日曜 dimanche
  • 月曜 lundi
  • 火曜 mardi
  • 水曜 mercredi
  • 木曜 jeudi
  • 金曜 vendredi
  • 土曜 samedi

アメリス監督の作品は、日本でもフランス映画祭で公開され、高評価を得たようです。映画やインターネットなど、それほどお金をかけなくても、生のフランスに触れる機会は探せば意外と多いもの。恵まれた時代に生きている恩恵をフルに活用したいものですね。

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