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お礼を言って辞去する

フランスを旅行中のやよいさんとひろ子さん。2人ともフランス語は初心者です。

やよいさんの娘の友達の家で過ごした2人が、出発のときを迎えました。

shutterstock_329412302会話

Yayoi et Hiroko:Merci beaucoup pour tout, Madame, Mademoiselle et Monsieur. Nous sommes très contentes.

Monsieur Guillan:Je vous en prie, Mesdames. Merci d’être venues.

Madame Guillan :Bon voyage !

Simone:Mes amitiés à Satsuki.

Yayoi :D’accord. Je vous remercie.

Hiroko:Au revoir, mes amis.

和訳

やよいひろ子:みなさん、いろいろとどうもありがとうございました。とても楽しかったです。

ギラン氏:どういたしまして。訪ねてくださってありがとう。

ギラン夫人:よいご旅行をね。

シモーヌ:サツキによろしくお伝えください。

やよい:分かりました。ありがとう。

ひろ子:みなさん、さようなら。

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今週のポイント

-Merci pour tout「いろいろありがとう

決まり文句です。

-Nous sommes tres contentes

「私たちはとても嬉しかった」

まず、nous sommesの部分です。nousは「私たち」、sommesがフランス語のbe動詞êtreの1人称複数形で、「~です」。英語のwe are~に当たります。

以前に「私は~です」(je suis ~)、「あなたは~です」(vous êtes~)が出てきましたが、主語に対応して動詞の形が変化したわけです。

ちょっと面倒ですが、一度に覚えてしまったほうが楽ですので、「今週のお役立ち!」にêtreの変化(活用)をまとめておきました。

動詞の中でも、これほど複雑に変化するものはそれほどなく、多くはいくつかの規則に従って変化しますので、安心してください。

très は「非常に」、contentは「嬉しい、満足な」という意味です。contentにesがついているのは、「私たち」がここでは女性2人だからです(eが女性、sが複数を表す)。

-Je vous en prie

「どういたしまして」

これも決まり文句です。ほかに (どういたしまして)、Il n’y a pas de quoi. (なんでもありません)、(大したことはない、構いません)などが使われることもあります。

-mesdames

既婚婦人の敬称madameの複数形です。monsieur、mademoiselleの場合は, となります。フランス語でも名詞の複数形は単にsを付けて表すことが多いのですが、不規則な形です。

-Bon voyage

「よいご旅行を」「道中ご無事で」

これも決まり文句です。逐語的には、bonが「よい」、voyageが「旅」です。

-Mes amities a~

「~によろしく」

これも慣用表現です。Mesは「私の」の複数形、amitiésが「友情」、àが「~に」ですので、直訳すると「私の友情を~さんに」となります。やよいさんのお嬢さんはサツキさんというんですね。

-D accord

「分かりました」「承知しました」

またまた決まり文句です。会話の中で頻繁に使われる表現です。口語では略して.ということもあります。

-Je vous remercie

「ありがとう」

意味としてはMerciと全く同じです。remercier(remercieのもとの形)は「感謝する」「礼を言う」という意味の動詞です。

-Au revoir

「さようなら」

もっとも一般的な別れの挨拶で、相手が誰でも、例えばお店を出るときなどにも使います。revoirは「再会」の意味で、「また会ったときにね」というのが逐語的な意味です。

40代以上の方は、フランス語のさよならって「アデュー」じゃないの?と思われる方があるかもしれませんが、adieuは原義としては「神のみもとで」。つまりもう2度と会わない、永久に分かれる語感があります。

-mes amis

「みなさん」

mesは「私の(複数形)」、amiは「友達」です。呼びかけに使われる表現です。必ずしも友達でない場合にも使われます。

今日のお役立ち!
shutterstock_301431206êtreの活用

では、フランス語のbe動詞であるêtreの現在形の活用を、ひと思いに覚えてしまいましょう。左が、主語が単数の場合、右は対応する人称の複数形になっています。

  • je suis(私は~です)
  • tu es(きみは~です)
  • il est (彼は~です)
  • nous sommes(私たちは~です)
  • vous êtes(あなた(方)は~です)
  • ils sont(彼らは~です)

なお、vousという単語は、ここでは複数形として出てきていますが、単数の「あなた」の意味にも使われます。

tuが親しい間柄で使われる二人称であるのに対し、vousはそれほどには親しくない相手に使われます。

動詞の活用についてはvousが単数の場合でも複数の場合でも同じ形(複数扱い)を用います。

フランス語の活用を覚えるのに、便利な覚え方というのは残念ながらありません。

主語に対して自動的に出てくるようになるまで、何度も何度も繰り返して声に出して言ってみてください。

êtreは複雑ですが、使用頻度も高いので、あっという間に覚えてしまいます。

êtreを使って、これまでに出てきた単語で以下のことを言ってみましょう。

  • 私はうれしい。           Je suis content(e).
  • 彼らは疲れている。         Ils sont fatigué(e)s.
  • これは帽子です。          C’est un chapeau.
  • 私たちは今、パリにいます。     Nous sommes à Paris maintenant.

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