エピファニーに必ず登場するのがアーモンド・クリームをたっぷり詰めたパイのお菓子です。

フランスでは年末辺りから1月中旬辺りまで見かける季節の味なんです。

意外に簡単なレシピなので、一度作ってみませんか?

📚 【体系的まとめ】フランス語挨拶・日常会話・旅行フレーズガイド
「フランス語日常会話・実用フレーズ」をテーマに体系的に解説するガイドです。基本の挨拶や日常会話の使い分けは【フランス語の挨拶「Bonjour」とその使い方:日常生活でのシチュエーション別表現】もあわせてご覧ください。

Galette des Rois ガレット・デ・ロワ

この「épiphanie エピファニー」の時期に食べられる「Galette des Rois」の特徴は「 fève そら豆」が1つ入っている事。

この時期以外は「pithiviers」と呼ばれ「 fève」を入れずに焼かれます。

shutterstock_240595366材料

Ingrédients pour 6 personnes

材料 6人分

2 pâtes feuilletées

パイ生地 2枚

100g de poudre d’amandes

アーモンド・プードル 100g

100g de sucre

砂糖 100g

100g de beurre

バター 100g

2 œufs

卵 2個

1 jaune d’œuf

卵の黄身 1個

Extrait d’amande amère

ビターアーモンド・エッセンス

1 cuillère à soupe de sucre glace

グラニュー糖 大さじ1

1 fève

そら豆 1個

ポイント

*「pâte」とは小麦粉を練って作った生地全般を指します。「pâte feuilletée」はパイ生地のことですね。「pâtes」と複数だとパスタのことになります。他にも「pâte à pain」でパン生地、「pâte sablée」でサブレ生地などがあります。

*「feuilleté」は形容詞で、女性名詞の「feuille 葉」から来ている単語です。パイ生地は薄い葉っぱが重なり合った様子に似ているため、この名前が付いているわけなんですね。

shutterstock_223557418作り方

Battre les œufs avec le sucre

卵と砂糖を混ぜ合わせる

Verser le beurre fondu et quelques gouttes d’extrait d’amande

溶かしバターとアーモンドエッセンスを何滴か加える

Ajouter la poudre d’amandes et bien mélanger

アーモンド・パウダーを加え良く混ぜる

Sur une pâte feuilletée, disposer la crème d’amande au centre

パイ生地の上にアーモンドクリームをのせる

Mettre une fève

そら豆をのせる

Mouiller d’eau le tour à l’aide d’un pinceau

ハケでパイ生地の周りを水で湿らす

Recouvrir d’une autre pâte feuilletée

もう一枚のパイ生地を被せる

Appuyer sur la totalité de la bordure afin de bien fermer les deux feuilletages

2枚のパイ生地をしっかり引っ付けるためにフチを抑える

Dessiner une rosace à l’aide d’un couteau

包丁を使い、バラ模様を描く

Dorer au jaune d’œuf

パイ生地に黄身を塗る

Garder au froid 30 minutes

冷蔵庫で30分休ませる

Préchauffer le four à 180℃

オーブンを180℃に予熱する

Enfourner pendant 20 minutes

オーブンに入れ20分間焼く

Sortir du four et saupoudrer de sucre glace

オーブンから出しグラニュー糖を振る

Enfourner de nouveau 5 minutes

もう一度オーブンに入れ5分間焼く

単語

(全て他動詞)

battre (強く)かき混ぜる

verser  注ぐ

ajouter  加える

mélanger 混ぜる

disposer 並べる

mettre  置く

mouiller  湿らせる

recouvrir 覆う・フタをする

appuyer  押しつける

fermer 閉じる

dessiner 描く

dorer 卵黄を塗る

garder 保存する

préchauffer (オーブンなどを)予熱する

enfourner オーブンに入れる

sortir 出す

saupoudrer 振り掛ける

shutterstock_166180508ポイント

*「battre les œufs」 お菓子作りで「battre」という時は「fouet 泡立て器」を使います。「battre」は「打つ・殴る」という意味の動詞ですよね。そこからイメージ出来るように、力強く泡立て器で混ぜてください。バターをポマード状にする場合は「battre le beurre en pommade」と言います。

*「disposer la crème」ですが、直訳すると「クリームを配置する」になりますね。文中では「クリームをのせる」と訳しましたが、なぜここで「mettre」ではなく「disposer」を使うのでしょうか?

「la crème d’amande」をパイ生地に乗せる時には、絞り出し袋に入れて作業をします。パイ生地の真中から始めて、グルグルと円を描いて絞っていきます。ですので、クリームがきれいに並んだ(配置された)状態になるんですね。

*「mouiller d’eau le tour」の「le tour 周囲」は「la crème d’amande」の周り、クリームを絞り出して余ったパイ生地の端の部分の事です。

*「dorer」は金箔を張ったり、日焼けをして(肌を)焼くことも指します。パイ生地の表面に卵黄を塗って焼くことで、表面が一層こんがり焼けツヤが出ます。

*「sortir du four et saupoudrer de sucre glace」焼き上がりの少し前にグラニュー糖を表面に振ってあげると、香ばしさとツヤが増すんですね。砂糖にバニラの香りを付けた「sucre vanille」を使うこともあります。

shutterstock_345840611エピファニーとそら豆

épiphanie

「épiphanie 公現祭」とは、日本ではあまり馴染みの無い行事ですが、キリスト教の祝日の一つです。

国によって若干の違いはありますが、1月6日を「épiphanie」とするところが多いようです。

「les rois mages 東方の三博士」がベツレヘムへ来訪し、キリストの誕生を祝った日と言われています。

そしてこの日に食べる「galette des rois」の「roi」は王様の意味ではなく、この三博士を表しています。

「épiphanie」は「la fête des rois」と呼ぶこともあります。

fève

「galette des rois」に1つだけ入れられている「fève」、昔は本物のそら豆が入れられていたそうです。

現在はそら豆の代わりに、小さい陶器製の飾りが入っています。

切り分けた「galette des rois」の中の「fève」が当たった人が、その日一日王冠を被り「roi」か「reine 女王」になることが出来ます。

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