フランスの夏の困ること②室内の暑さ

    1. フランス語会話・勉強

    湿度が低く比較的過ごしやすいフランスのが夏。それでも日本のクーラーが効いた室内が恋しくなるほど暑くなる日も、もちろんあるんですよ。

    店の暑さにウンザリ

    花子さんとマリーさんは暑いさなか、街中にショッピングに出かけているようです。

    会話

    Hanako : Ouf ! Qu’est-ce qu’il faut chaud dans cette boutique !

    ふぅ、このブティックはなんて暑いのかしら!

    Marie : C’est vrai, ça ne me donne pas envie de bien regarder avec une telle chaleur.

    本当ね。この暑さの中じゃ、じっくり見る気になれないわ。

    Hanako : Dis Marie, ça te tente d’aller jusqu’au centre commercial ?

    ねぇマリー、ショッピングセンターまで行かない?

    Là-bas, il doit faire frais grâce à la clim.

    あそこはクーラーで涼しいはずよ。

    Marie : C’est une bonne idée, mais pour y aller, il faut prendre le métro ou le bus. 

    良いアイデアね。でも行くにはメトロかバスに乗らなきゃいけないわ。

    Ça peut être plus chaud que dans la boutique.

    ブティックの中よりきっと暑いわよ。

    Hanako : Tu as raison. Alors comment on fait ?

    確かにそうね。じゃあ、どうする?

    Marie : On se repose déjà au café ? J’ai soif aussi.

    まずはカフェで一休みしましょ。喉も渇いたし。

    Hanako : D’accord. Ah, regarde  là-bas, il y a un grand brumisateur d’eau et avec de l’ombre.

    分かったわ。ああ、あそこを見て。大きいミストの機械があるし、しっかり陰になっているわ。

    Marie : Ok. On y va !

    Ok、行きましょう!

    ポイント

    ça te tente

    tente」は「tenter 誘惑する」です。「ça te tente」は直訳すると「それがあなたを誘惑する」になり、なんだか大げさなニュアンスになってしまいますね。

    実際は「~が欲しい・~をしたい」のニュアンスや、疑問系で「~はどう?」と気軽に使えるんですよ。

    Il a l’air très bon ton gâteau, je suis au régime en ce moment, mais ça me tente…

    あなたの作ったケーキ、とても美味しそう。今ダイエット中だけど、食べたくなっちゃう…

    Je vais prendre un verre avec Nicolas, ça te tente de venir avec nous ?

    ニコラと一杯飲みに行くんだ。一緒に来ないかい?

    on se repose déjà au café

    ここで注目は「déjà」の使い方です。「déjà」は「もう・すでに」の意味で使われることが多いですが、この例文では「まずは」の意味で使われています。

    ですので「すでにカフェで休んでいる」ではなく「まずはカフェで休みましょう」ですね。

    フランスのクーラー事情

    フランスのエアコンの前で髪をなびかせる女性。

    日本より気温が低いせいか、湿度が低いせいか、フランスでは「climatisation(口語では clim が多い)クーラー」はあまり普及していません。

    大勢が死亡した2003年の「canicule 猛暑」以来、徐々に増えてきてはいますが、どこにでもあるものではないんですよ。

    個人宅の場合

    古い建物が多いせいか、個人の家にクーラーがあることは殆どありません。

    新築の場合、壁付けのクーラーを付ける場合もあります。しかし日本のように付いていて当たり前ではなく「付いてるんだ、凄いね」といった感じでしょうか。

    古い家やアパートの場合は室外機を置けるスペースがないため、床に置ける可動式のタイプを使うこともあります。

    こちらは熱気を外に出すためのチューブを、細く開けた窓から外に出して使います。

    そのために開いた窓の隙間には、テープ等で塞がなければいけないので、とても残念な見た目に…

    公共機関やお店の場合

    クーラーのある場所も徐々に増えてきてはいますが、どこに行っても涼しい日本とは大違い。

    電車やバスもクーラーがないか、殆ど効いていないことが多いので、暑い日に出かけるのが憂鬱になってしまいます。

    確かに日本の夏よりは過ごしやすいフランスの夏ですが、どこへ行っても涼めないというのは、なかなかに大変な環境ですね。

    そんな中、確実に涼しいのはファーストフードなどのチェーン店と、比較的新しいショッピングセンターです。

    フランス旅行中に暑さにめげたら、涼を求めて足を伸ばしてみるのも良いかもしれませんね。

    カフェやレストラン

    フランス人はカフェのテラスが大好きなイメージがありますが、真夏の場合はテラスしか居場所がない、なんて場合もあります。

    暑くてもテラスの方が、クーラーもなく空気のこもった室内よりは居心地が良いようです。

    ただテラスは喫煙がOKのため、タバコの煙を避けるためには風向きのチェックを忘れないでくださいね。

    フランス人の暑さ対策

    フランスの水たまりに立つ人々のグループ。

    【扇風機が大活躍】

    そんなクーラーのないフランスの暑さ対策は「ventilateur 扇風機」&「brumisateur ミスト・スプレー」が大活躍。

    brumisateur」は手軽に使えるスプレー缶タイプから、巨大な扇風機にセットして使えるものまで様々です。

    難点はメイクや髪型が崩れることですが、あるのとないのでは涼しさ度がぜんぜん違いますもんね。

    【部屋を閉め切る!】

    もう一つの対策は、暑い時間は「volet 雨戸」も「fenêtre 窓」も締め切ってしまう方法です。

    直射日光を遮ることで、室内の温度を上げることが防げますね。

    特に壁の厚い石造りの家にはとても有効な方法で、真夏でも室内はひんやり肌寒いこともあります。

    【外で水を浴びる】

    真夏のフランスでは噴水で水遊びをする子供が沢山!

    日本人としては、その水ってきれいなの?と思ってしまうのですが、大人でも水に足をつけている人も入るんですよ。

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